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大漢風感想(31~40話) ブログトップ

大漢風 31話 「虞姫身ごもる」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#31 虞姫 身ごもる≫ 日本 本放送2007/05/06

(感想)
■「義帝や~義帝(yi di ya yi di)」(by劉邦)
めちゃめちゃ耳に残る、この台詞…。嘘泣き、めちゃめちゃ上手いですよね^^;

今、司馬遼太郎先生の「功名が辻2」を読んでいるのですが、
天下人になる条件は
①部下への気配りや、言葉掛けができる、②明るい人柄、
③運に恵まれる、④演技力 という記述が!

演技力って必要なんですね!!
いつも劉邦を見て、「うそ臭~~」と笑ってたんですが;笑
そして、このドラマの劉邦は①~④全部合格ですよね^^♪

■「あいやぁ~、こりゃぁ美人だな」(by劉邦)
あああ、ここんとこ、「すけべ~親父」場面がなくて安心していたのに!笑;

でもここの場面も好きです。薄姫も綺麗ですし、
劉邦も、ただすけべ~なだけじゃなくて、
「もうどこにも行かせない。俺が貴女の最後の男になるから」と
言う所が素敵です^^
(私も誰かに、こう言ってもらったら、かなり嬉しいです(たぶん 笑;)

そうそう劉邦はほんと面食いですよね(怒)(笑)。
私は常々、劉邦の様な女たらし&英雄は、面食いじゃなくて、
どんな女性でも受け入れてほしい~~と思っていました 笑;
美人だけが好きなら、その辺の普通の男性と同じになっちゃうから^^;

ところで、薄姫が「戦利品」扱いされていたのは、ショックでした。
この時代~つい最近まで、女性はこういう扱いだったんでしょうかね。
(美人はよけいに迫害を受ける?)。

このドラマでは女性達が、
男性や時代に翻弄されていく様子を上手に描いてあるなと思っています。
そして、今、私は女性一人でも自活できる、国や時代にいるから幸せなんだなと、感謝してしまいますT_T。

■韓信は一途でいい!
劉邦と対照的ですよね~~;。
そして劉ファミリーの皆は休んでいて、韓信一人で働いている様に見えます;笑 頑張れ韓信!!

月姫はまだ楚軍にいるんですよね?
韓信は手紙を書いたり、使者を出したりして連絡を取ろうとしないのだろうか?
ああ、この時代に携帯やPCがあれば、1本のメールで連絡が取れるのに;;
「漢軍に転職したので宜しく~」と。

■張良が帰って来てくれて、劉邦の隣にいてくれると
かなりの安心感が。進むべき方向にも迷わないし、
劉邦も落ち着いている様に見えますね^^

張良が連れて帰った叔孫通もさっそく役立っていたので、嬉しかったです♪

張良の服は袖なしに変わってましたね~。相変わらず黒が基調でシックですが^^

■呂雉の悪巧みは
もう見ていられません;; この頃は、ここまで悪い事はしてなかったと思うんですが。ううう。 
さらに虞姫や君児が優しくていい人すぎるから、ころりと騙されてしまうんですよね;;

息子の劉盈と娘はとびきり可愛いですよね。でも一番可愛いのは曹姫の息子の劉肥です♪

■項羽と范増
劉邦軍が勢いづいているのとは逆に、上手くいかない事が増えてきて、なんだか気の毒。
范増が項羽に意見するタイミングも悪いのではと、見ていてハラハラしてしまいました。
あのタイミングでは、項羽が怒ってしまうのも分かる気がします。うーむ;

王陵の母を人質に取る策は、ひどい策だなあと初めて思いました。
お母さんは可哀想でしたけど、潔くてかっこよかったです。

(メモ)
※項羽達がいる所 城陽?

※項羽:「簡直(jian zhi 3 2)是豈有此理(qi you ci li 3 3 3 3)」(まったくけしからん)

簡直=副詞 まるで、まったく、そっくり 簡直以下の内容をその通りであると強調する。
簡直是、簡直地、簡直+動詞+得、
這幅画簡直像真的一yang(この絵はまったく実物そのものだ) 

豈有此理=そんな道理があるものか、もってのほかだ、けしからん。
理不尽なことに対して憤りを表す ドラマでよく出てくる言葉^^

※項羽:「簡直是反了」(?)

※呂雉:「我nar 有什me 喜事a」(私にどんないい事があるというの(ないわよ) 
※呂雉:「当心(dang xin 1 1) 点儿」(気をつけて!)

※王陵:「剛剛接到消息」(たった今届いた知らせ)
※君儿:「真叫人担心」(お嬢様は)ほんとうに人を心配させます)

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大漢風 32話「彭城入城」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#32 彭城入城≫ 日本 本放送 2007/05/13

韓信と陳平の出番が多い回でした。
どんどん展開が速くなっていますね; あと18話だからなあ^^;

今日スーパーの家電売り場で立ち見していたら、後ろを通った人が「韓流ドラマ?」と 笑

(感想)
■劉邦、すけべ親父 31話よりひき続き/張良や韓信の言う事を聞かない劉邦

ああ~、冒頭は上半身裸でしたね; いつも胸毛が気になります;笑
虞姫の事も未だに諦めてなかったのか!; やれやれ、ほんとに美女好きなんだから;

「咸陽で遊び足りなかった」発言にも笑; 根っからの遊び人なんですね~。 

そういえば、中国の歴史ドラマは普通のドラマよりも、H場面がある様な気が。
このドラマも何度かビックリ仰天しました 笑(中国の子供は見ていないのかな;?)

それからこの回の劉邦は、韓信や張良の進言を受け入れなくて驚きました。
司馬遼太郎先生の劉邦とはこういう所も違いますね。時々自分で進路を決めてますよね。

漢軍内での、張良の支配力はそんなに強くないのかなとも思いました。
項羽も劉邦も、時々自分のやりたいようにやっていますよね~。
もっと謀臣の意見を聞いて欲しいですが、こういう所も人間臭くて好きです^^

韓信に席を外させて、ファミリーだけで今後の進路を決める場面もショックでした。
韓信との間に溝ができるとは思わなかったんでしょうか? 
ファミリーに張良が入ってるのも興味深かったです^^ 特別扱い?♪

■陳平 漢軍へ
張良が1話でかぶっていた編み笠とおそろいでしたね 笑。

正直に兄嫁に手を出したことを皆の前で認め、劉邦に笑われる場面もいいですね~^^
しかし、盧綰や樊噲達は、
いつも新しい人が入ってくる度にやきもち(?)を焼いて、嫌がらせをしてますね。笑

陳平が、韓信に弱音をもらす場面も好きですが、
自分の中の陳平は、こういう人間関係の悩みの少ない、器用な人のイメージがあります。

実は、外見も、もっと背が高くて、すっきりすらりとしていて、男前な俳優さんに演じて欲しいです^^;
楚漢一いい男だと思っているので…。
どちらかというと張良役の沈さんに陳平を演じて欲しいかも;笑

陳平は韓信よりも鋭くて、劉邦の危うさに気がついていますね。
この危機感の違いが後々の命運を分けるんでしょうか?

■呂雉の言っていた
「女は嫁いだ男によって人生が決まっていくわ」は衝撃的!
今の日本もやっぱりそうですよね。ひえ~~。中国もそうなのかな??
男性も多少はそうなのかな?? 相性の合う、素敵な女性と結婚すればいい人生になる?

呂雉の言っているのは、生活レベルではなく、生死の様な事なんでしょうか?

虞姫は項羽という人自体を愛していて、呂雉は劉邦を愛していないけど運命を共にしようとしている。
一人の人間としてみると、虞姫の方が幸せな考え方・人生なんでしょうか?

…それにしても虞姫は可哀想すぎますT_T 君児もです…。

■張良の着物が変わっていましたね^^♪
えりと袖口が紫色? 微妙~な色だなあ。前の黒の方がいいかも。
劉邦に「女性をあてがってやる」と言われてあせっていたのも気になります;笑 

それから地図を覗き込むしぐさや、着物をひっぱるしぐさや、
何か食べている所、細かい所までやっぱり素敵です^^♪♪~

(メモ)
※劉盈:「姐姐給我」(お姉ちゃん、ちょうだい) 姐:「不給」(あげない) 「這是我的」(私のよ) 
呂雉:「安静xie」( 静かにして!) ←怖い;。でも笑った^^

※劉邦:「可喜(ke xi 3 3)可賀」(大変喜ばしいな ?)

※劉邦:「大丈夫一人做事一人当。好、我最pei服(4 軽)這種坦白(tan3)的人」
(男は?。おお、俺はあなた=陳平 の様な正直な人に一番感心するぞ)
pei服=感心する、敬服する、頭が下がる。

※陳平:「被na xie 兄弟們 diao 難」(漢王の兄弟達に難癖をつけられる) 
diao 難(1 3)=わざと人を困らせる、難癖をつける。diao=狡猾である、ずるくて卑怯な。
↑ひゃ~;

※韓信:「他們早就目中無人」(彼ら=盧綰たち は以前から尊大で傲慢だ) ←ひゃ~;2


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大漢風 33話「劉邦 敗走」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#33 劉邦 敗走≫ 日本 本放送2007/05/20

拍手&メッセージ下さった方、ありがとうございます^0^ 嬉しいです!
張良の様な彼氏ですか!^^ 
デートはいつも図書館や博物館や美術館かもしれませんね。
会話もいつも知的そう! 家に本いっぱいありそう!
(陳腐な発想; でも私もそんな彼氏欲しい;笑)

沈さんは張良役がすごく似合っているので、
現代の中国人として洋服で生活されている姿が想像できません;笑 
バスに乗ったり(俳優さんだからタクシー?;)、買い物したりしているなんて!

(感想)

■劉邦さえ、勝手してなければ;
呂雉も劉パパも、無事救出できたんじゃ; 
この辺りは、このドラマのオリジナルとはいえ;

劉邦が美女達に囲まれて、でれでれしている姿は可愛くて好きですが;笑、
ネットで男性らしき方々の感想を見ていると、
意外にもこういう女たらしの部分が嫌われていて、驚きました!^^; 

男性なら誰しも、劉邦の様に次々と美女を手に入れて、
とっかえひっかえしたい願望があるのかと思ってました;
(すいません!;偏見でした;)

虞姫たちと別れるときの、劉邦のあのしぐさはいったい 笑 
唇を触って→投げキッス?→「行くぞ(走吧 zou ba)」
→「パー」の手を前に出す 訳がわからないけど、何回見ても笑えます;

■君児が劉邦をなじる場面
は、感動してちょっと泣けました;; やっぱり君児が好きです。今は一番好きかも。
赤ちゃんもとうとう産まれてしまいました。父親について、項羽に嘘をつく場面も可哀想でした。

■張良ぐったり
確実に胃を痛めてそうですね;>_<
身を隠している劉邦に呆れている表情がなんとも印象に残ります。いつもニコニコしてる人なので。

こんな上司でも、以降も「漢王は徳のある立派な王です」と言えるのだろうか;笑
劉邦を見つけた時、側に虞姫&君児がいても、
見てみぬ振りをして何も言わないのも、かしこいなあ~と思いました^^;

このドラマの張良はがっしりしていて丈夫そうですが、それでも苦労している姿は見たくないので、
早く落ち着いて、いつもの余裕と笑顔を見せて欲しいです^^

それから、着物が以前の黒に戻ってる場面があり、順番ばらばらに撮影してるのかと思いました 笑

■盧綰の出番が多くて嬉しい!
相変わらず、ぱしらされていて気の毒ですが;笑 
真面目でかたぶつの樊噲と対照的に描かれていて、悪い事担当なんですよね~笑
劉邦は他の兄弟達よりも、同じ日に生まれた幼馴染みの盧綰を特別扱いして大事にしていると思っていたので、
ぱしり盧綰はショックです^^;

冒頭の、盧:「来たよ!」 劉:「来たか!虞姫はどこだ!ここに呼べ!」 
盧:「ちがう、項羽が来たんだよ!!」も笑えます。

■劉邦逃亡の場面も
盛りだくさんで好きですね~~ 劉邦は取り逃がしましたが、季布もめちゃめちゃかっこよかったです! 刀の構え方が素敵だ~~

■劉邦の子供、劉盈と魯元も可愛い~~
「父王(fu wang 4 2)」と劉邦に抱きつく所。 
「夏侯叔叔(xia hou shu shu)、我口渇(wo kou ke)」(夏侯おじさん、のどが渇いたよ~) 
この後、画面に映っていなくても、後ろでぶつぶつ言っているのが可愛すぎ!

■項羽と虞姫
やっとやっと仲直りできて、一安心ですが、虞姫は可哀想すぎますね。
項羽のかける言葉は、項羽の優しさや愛情が表れているなあと思いました…。

項羽はずっと甲冑姿だったので、着物姿にもうっとり~。
いつも粋な模様の素敵な着物ですよね。

■項羽と呂雉
あの項羽が迫力負けしてた!! 
呂雉が女性だから多少遠慮したのかもしれませんが、項羽に勝てるのは、呂雉だけかも^^;

呂雉姐さん、やっぱりカッコイイですよね! (あんな事やこんな事してるけど;)
劉邦と2人合わせると最強(最悪?;)コンビだ;笑

(メモ)
※盧綰:「真是天助我也」(ほんとに天の助けだ) 
天助我也=辞書にのってない 今日先生に聞くと、ことわざだそうです。

※劉邦:「你不愧(kui4)是我的好兄弟」(お前はさすが俺の素晴らしい兄弟の事だけはあるよ)
不愧=さすが~だけの事はある、~に愧じない 你不愧是工人的模範

※張良:「可等是zhao 到你了」(やっとあなた=劉邦 を見つけましたよ?)←T_T

※項羽:「別胡思乱想了」(あれこれ考えるな) 
胡思乱想=(hu si luan xiang 2143) あれこれとくだらない事を思い巡らす。妄想をたくましくする。

※劉邦:「zen me 只有你們。太公和夫人ne」(どうしてお前達だけなんだ、父上と呂雉は?)
※周勃:「hai 子可受不了」(子ども達は我慢できないよ) ←優しい!

生育=子供を産む 便装=平服

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大漢風 34話「楚漢 滎陽に対峙す」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#34 楚漢 滎陽に対峙す≫ 日本 本放送2007/05/27

先週の33話、項羽は呂雉の話を聞いて、君児の子供の父親が劉邦だと気がついたんでしょうか? 
気になっています…。
(この子供、項羽と虞姫の子供になったの? 後々活かされない設定でしたよね;笑)

(感想)

■盧綰めちゃめちゃ可愛い~~ そしてめちゃめちゃ可哀想T_T
冒頭で鳥を追いかけている場面は可愛すぎ>_< 
皆にからかわれている場面も、告白の練習も、何回も巻き戻して見てしまいました;笑

せっかく恋が芽生えそうだったのに、あれはないよな~~; 可哀想すぎる。
でも劉邦と和解する場面は感動してしまいました…。

■劉邦は
皆の前で反省する所が大好きですT_T 
反省すりゃあ、許されるってもんじゃないかもしれないけど;; 
今回は内外で批判されまくりの例の場面もあったけど;;

対する項羽は、
「鴻門で劉邦を殺しておけばよかった、先に斉を攻めたのは間違い」等の
反省の言葉はないですよね。

「劉邦を捕らえられないのは、劉邦が優れているからか、
お前達に力がないからかどちらだ?」にもびっくりしました。
劉邦は、こういう事は言わなさそうだし、本当に2人は対照的に描かれていますよね^^

大敗戦で落ち込んでいても、また立ち直って明るく行動していく劉邦もいいですね~~。
私も見習わねばと、いつも思います。

時々友達に、「どうしてかっこいい項羽より、劉邦の方が好きなん」と聞かれますが(笑;)、
劉邦のこういう明るさ、ずぶとさが好きなんですよ!^0^
人生の師匠なのかも;笑 司馬遼太郎先生も劉邦のこういう部分を丁寧に好意的に描いてありますよね^^♪

★★★今週の素敵な張良★★★
1.蕭何さんの息子が来る前に、劉邦がねそべっている部屋の隅っこで、
文机でひっそり書を読んでいる張良♪^^(お仕事中? きゃ~~)
2.蕭何さんをかばう張良。2人は友人同士なんでしょうか?^^
3.皆が大笑いしながら宴会している側で、立ったまま書を読んでいる張良♪

笑顔も余裕の態度も戻ってきましたね。 来週もたくさん出番がありますように^0^
着物は黒いのに戻っていましたね 笑

■戚姫は
日本の女優さん風の美人だなあと思いました。気が強そうですね。
(劉邦の好み? あ、でも虞姫は大人しい女性ですよね^^;)
(やはりこのドラマの劉は外見重視なのか?)

中国の女優さんも、モデル出身なのか、背の高い人が増えてますよね。
盧綰より戚姫の方が高く見えました 笑 虞姫もかなり高いし。

ところでこの時代に、マントウはあったの?!
(マントウ=饅頭 中国式蒸しパン。日本の肉まんの大きさで、中に具は入ってないんです。
味もない。出来立てのあつあつは大変おいしい!
学校の食堂では時間が経って冷えてしまったものも売られていました 。 
ちなみに中に具が入っているものは地方差がありますが、大抵サイズが小さく、包子 パオズと呼ばれています)

■夏侯嬰がカッコよかった!!
季布と戦う為に剣を構えている所も、劉邦の子供を助ける所も。 

■久しぶりに平民服?の皆も素敵でした^^♪ あのマフラーもやっぱりいい!笑
慌てて逃げる時にもわざわざマフラー巻いてるのは、何故なのか気になりますが^^;
農民ぽく見えるためですかね?? 

樊噲と夏侯嬰は、盧綰・劉邦より少し年上? 樊噲は「老樊」と呼ばれているし。
一番年下のグループが劉・盧・周、
中間が曹参・蕭何、一番年上のグループが樊噲と夏侯嬰?
(劉は歴史上の年齢より、少し下に描かれてる気がしています)

蕭何さんも上のグループかもしれないけど(あんなに大きな子供がいるし!)、
彼も「老樊」と呼んでいた場面があった気がする。

■君児の子供をあやす項羽が素敵! 今回の黒い着物もすごくよかったです。
武将達にはっぱをかける場面もめちゃめちゃカッコよかった>_<
「qiao qiao 2 你們」(お前達を見ているぞ!) と。

虞姫も早く元気になってほしいです…。

■呂雉も
相変わらず迫力がありました! 君児と言い争う場面もすごかった! 
君児では年齢的にも気の強さでも勝てそうにないですね;
劉邦に手紙を書く場面は感動しました。劉邦も手紙を読んで感動していましたねT_T
このエピソードはこのドラマのオリジナルだと思うのですが、名場面の一つだと思います。

(メモ)
戚姫と会った所 定陶   范増だけ城陽に残っていた

※ 盧綰:「又戯弄(xi nong 4 4)我」(また俺をからかってる) 
戯弄=ばかにする、からかう。 ←か、可愛い~ 盧綰、いつもからかわれてるの?^^
※盧綰:「現代我戚姑娘説個明白」(今から戚さんにはっきり気持ちを言ってくる!)

※劉邦:「劉邦可騙天下英雄、也絶不会騙我的女人」
(俺は英雄は騙すが、絶対俺の女を騙したりしない) ←笑;

※呂雉:「我十倍百倍還給你的」(私は十倍、百倍にしてお前にやり返すわよ)←君児に言った台詞;

※項羽:「不覚有些荒miu(4)」(少し間違っていると思わないか ?) 
荒miu=でたらめである、極端に間違っている

※張良:「夫人真乃是用心良苦」(夫人=呂雉 はほんとうに心配りに念が入っています)

※項羽:「你知道我很想你」(あなたは知っているか、私があなたをこんなにも想っていると) 
←もちろん、虞姫に言った。きゃ~>_<

※片甲不存(pian jia bu cun 4 3 4 2)
=鎧の一欠けらもなくなる、軍隊が全滅する。不留、不回、無存ともいう。

※深更半夜=深夜、真夜中  ※滎陽(xing yang 2 2)   ※下邑(xia yi 4 4)

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大漢風 35話「背水の陣」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#35 背水の陣≫ 2007/6/3

この35話、日本での放映前にDVD購入者の間で話題になっていた、
大人数の入浴シーンがある回です!笑;
中国歴史ドラマ・映画で、よくある入浴シーン(しかも男性の 笑)。ファンサービスなんでしょうか??笑

それから34話の劉邦子捨て事件;ですが、
作家の塚本青史さんは、小説の中で、
「劉邦の実の子ではないから説」をお描きになられていました(呂雉が浮気して作った子供;)

どの作品かは忘れたのですが(すいません;) 
それに、たとえそうでも子供を投げ捨ててはいけないとは思うのですが…;ううう;;


(感想)

■その入浴シーン 笑
張良やっぱりマッチョだ~!と、釘付けでした^^;
肌も白いですよね。へへへへ~^^;←(いやらしい笑い方) 

私は、初めはこの張良のマッチョ度に気が付かず、
友達に「着物の上からも胸板の厚さが分かるよね」と言われて、初めて分かったのです!笑 


劉邦にマッサージ?してる盧綰も要チェックです。ここまでしなくてもと思いますが、
盧綰は好きでやっているんでしょうか…;

■蕭何さん 久しぶりに登場 *^^*
なんだかすご~く素敵でした~~。着物の色もなんともいえず、いい色でしたし♪
出番の時間は短かったですよね(5分ぐらい?T_T) 次の登場はいつだろう…。

蕭何と張良が目を合わせる場面も大好きです。
張良はこのあと、周勃とも目を合わせて笑い合う場面があって、
俳優の沈さんが、自主的に脚本にない細やかな演技をしているのかなと思いました^^

■劉邦と張良のティータイム
張良は、以前蕭何にお茶を入れてあげましたが、今回は劉邦にでした♪
優雅にお茶を入れている張良を、ちょっとうさんくさそうに見ている劉邦に笑。
こういう風雅な事とは程遠い人だからなあ笑;

私は、張良はおぼっちゃまだから、自分でお茶を入れなかったのではと思っています;
その他、食事も着替えも掃除も自分でしなくても全部召使いがやってくれていたはず!
古代中国の貴族の生活がどんなのかよく知りませんが;。

だから、張良が自らお茶を入れる場面には違和感があります^^; 
放浪の身になってから、どうしてもおいしいお茶が飲みたくて、
やり方を覚えたのかもしれないですね。食事も自分で自炊したり?

いや、お金持ちだから、いつも高い店で外食?(妄想続く…笑)

■韓信の活躍
やっとちゃんと描いてもらえましたね^^♪
長年楚漢大好きなんですが、戦略うんぬんはいまいち分かり辛いです;笑 
この戦さの場面は、最初の歌で使われていませんか?

それから、韓信が年上で古株の曹参や灌嬰を呼び捨てしているのが気になりました; 
張耳には「大人」と敬称をつけているのに。うーむ。

■呂雉と審食其
以前にも同じようなやり取りをしていた様な気がしますが; 
つーか、隣の牢にいる劉パパが聞いているのでは、とはらはらしました;(パパは寝てたの?)

私は一途な審食其が結構好きです^^
別のドラマでは呂雉と審食其の関係は、少し違う形で描かれています(大体ご想像がつくかと思いますが; うーむ) 

■呂雉と虞姫
呂雉は、まさか虞姫がああいった行動にでるとは思いもよらなかったと思います。
これをきっかけに、考え方や生き方が変わるといいのに(無理かな?;)

映画「西楚覇王」の呂雉は、虞姫の動きを計算して行動していたのを思い出しました。
このドラマの呂雉は計算するずる賢さはないけど、はずみで悪事に走ってしまっているのかもと思いました…
(はずみでもよくない事はよくないけど;)。

■劉邦が英布を迎える場面
有名な場面ですが、この劉邦がやるとなんだか妙にいやらしい;笑
セクシーですけべで手の早い、「チョイ悪(極悪?;)おやじ」ですからね~~;笑 
あのパジャマみたいなつるつる布の着物を着ている時は、よけいにすけべ臭い! 笑笑笑

戚姫もいつの間にか自軍に迎えていましたね。もう一人は咸陽から連れてきた踊り子??
この人は名のある姫なんでしょうか??

■英布は目がぱっちりしていて、結構男前だと思うのですが;笑 

以前中国の人と話した時に、小泉元首相は目が細いから男前じゃないと言われて、
それ以来、
「中国では目の大きな男性が男前」と、思い込んでしまっています;(真実はどうなんだろう?笑)  
ので、私の中では英布、懐王は男前グループに入っています^^;

(メモ)

※劉邦:「你一定要好好地管制(guan zhi 34)」(蕭何に)関中をしっかり管理してくれ ?) 
管制=管制する、拘束する、取り締まる。

※韓信:「恭(gong 1)迎大王」(謹んで大王=劉邦 をお迎え致します)
劉邦:「我的愛将、本王的大将軍」(わしの愛する将軍、本王の大将軍)

※英布:「譲本王再zi 細考慮考慮」(本王にもう一度ゆっくり考えさせてくれ)

※樊噲:「好長時間没洗澡了」(長い間風呂に入ってなかったよ) ←そうなのか!^^;
※劉邦:「使点jin 4」(力をいれろ) ←お風呂の中でマッサージ中の盧綰に。うう;笑

※張良:「若是大王用人上能収放自如」(?) 自如=思いのままにできる、自由自在である
※張良:「方是上上策」(これは最上策である ?) 
上上=一番よい、最上である。 上上大吉=めでたし、めでたし。

李左車=li zuo che 3 3 1   挟撃(jia ji 1 1)=はさみ打ち  

元気(yuan qi 2 4)=(人、国家、組織などの)生命力、活気、活力  不傷(shang 1)元気=活力を失わない 
張良は「大傷元気」と言ってる様な。わからん~T_T
張良の言葉がもっと分かるようになるまで、細々と勉強続けようと思います;(ええんか、そんな動機で;^^)

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大漢風 36話「離間の計」 [大漢風感想(31~40話)]

風流2.jpg
↑張良と范増



↓旧HPに載せていた感想です^^(旧無料HPは、サイトさん閉鎖;;)

≪#36 離間の計≫ 日本 本放送 2007/6/10

拍手して下さった方、ありがとうございます^0^
4日にメッセージを下さった方、 「マッチョ張良」受けましたか!;笑 
私のお気に入りのサイトさんも、この張良を「プチマッチョ」とおっしゃっていました^^

(感想)

■劉「お茶を一杯いれてくれ」
短い場面だけどすごく好きです^^
張良と目を合わせて、二人でにっこり(きゃ~~)。
そんなにお茶が気に入ったんですかね~。でもお茶よりお酒の方が、より好きそう;笑 

■張良に怒られる劉邦(ぷぷ)
なんかこの場面、すごく大好きだし、笑ってしまうんですが^^
張良は橋田壽賀子ドラマも真っ青の長ゼリフですよね!
全部暗記してるんでしょうか。すげ~~!

前にも書きましたが、この張良は熱い男で、時々どかーんと怒って、カッコイイですよね~~。
あんな熱い張良は、司馬遼太郎先生版(どんな時にも静かで穏やか)では考えられないです。

そういえば、このエピソード、
張良は、劉邦が使っていた箸を借りて説明するので有名ですが、
箸の登場はなかったですね 笑 

熱くなりすぎていて、箸使ってゆっくり説明しているどころじゃない感じ^^

印璽作りをやめさせる様、どなって怒っている劉邦もいい。柄悪くて大好きです♪;

■劉邦は、薄姫と戚姫をセットでずっと侍らせてて
ええんかよ、って感じですね;笑 部下の面々は平気なんだろうか?
美女2人は目の保養だから、男性にとっては嬉しいの?^^;
張良に怒られている時は、女性陣は自主的に席を外したほうがいいのではとも 笑

■陳平の策
張良はこの離間の計に反対気味なのが、中国ドラマでは定番らしいです。 
私はドラマや友達に聞くまで、これがひどい策だと気づいてなかったです;あう~;
人を大量に殺すよりは、人の間を裂く方がましな気がしていました;

陳平の策を聞きながら、おでこに手を当てて困っている張良が素敵だ~~♪
そして、この策にのりのりの劉邦はやはり極悪オヤジ;;

さらに、次の場面には既に楚軍に噂が広まっており、3秒で策が完了。陳平が魔法を使ったみたいでした;笑

■月姫は
先週からひどい目にあいっぱなしで、見ていられないです
(実際、怖すぎて、毎回DVDを早送りしてました;)

今回は「今、韓信の名前を叫んで~!気づいてもらえるよ~!」
「今だ!部屋に飛び込め!まだぎりぎり間に合う!」と思ったのは私だけではないはず;; 
でも、ああいう時は、逆に固まって動けなくなるものなんでしょうかね;;

■韓信
なんだかますます男前になったような^^ 俳優さんも、役にはまってきたんでしょうか。
早く月姫に連絡してやれよと相変わらず思っていますが(こんな事になっちゃったけど;;)、

韓信自身はもっと出世してから側に呼ぼうとか、自ら決めて自制しているんでしょうか…。

■項羽の孤独
項羽は、部下にも慕われているし、范増にもあんなに心配してもらっているのに、
虞姫だけしか信用できないんですよね;;
プライドが高いとそうなってしまうのでしょうか??

范増の話を聞かないのは駄目だなあと思いつつも、木簡を投げ捨てる場面はすごくカッコよかったです^^;
「虞姫がついて来てくれる戦さは必ず勝てるからな」と言っていた場面も好きです。

久しぶりに登場した項荘もカッコよかったです! 爽やかな男前ですよね♪

■呂雉が出てないと
なんだか物足りない! 笑;
そんなにファンじゃないつもりだったのに、いつの間にかはまっていたのかも。
次の、呂雉の登場が楽しみです^^

現代の日本にあてはめると、虞姫は項羽につくしてひたすら帰りを待つ専業主婦。
時々刺繍みたいなのを一人静かにやってるし。
(今時の主婦はスポーツジムや習い事にいったり、仕事に行ったりしてる?笑)、

呂雉は女性政治家か企業のやり手女性社長さんのイメージです^^; 
中国旅行中に見かける、女性の列車員やバスの運転手も、いつも呂雉と重ね合わせてしまいます…。

(メモ)

※劉邦:「你們誰去給我倒碗、傾碗茶水」
(誰か俺に一杯の、一杯のお茶をいれてきてくれ) ←きゃ~~

※項羽:「親自対付劉邦」(自ら劉邦をあしらう) 
対付(dui fu 4 軽)=あしらう、対処する、取り扱う、どうにか間に合う
※劉邦:「没有人対付那個項羽ne」(項羽をあしらえる奴はいないのか)

※虞姫:「随(sui 2)項郎(xiang lang4 2)」(項羽様についていきます) 郎
=女性が夫または恋人を呼ぶ言葉 あなた ←きゃ~~

※張良:「那就只有採用、不採、不採」
(それならただこの策を取り入れれば…、いやいや、やはりいけない ?) 
只有=ただ…だけが…だ。…してこそ初めて…だ。 採用(sai yong 3 4)=採用する、取り入れる

※龍且:「bi jing 范先生是大哥的亜父」
(なんといっても范先生は、兄貴の父に次ぐ人だから)
bi jing=副詞 結局、つまり、さすがに、なんといっても

※うわさ=傳聞(chuan wen 2 2) 傳言(chuan yan2 2)  
※bai(3) 脱(tuo2)=抜け出す、脱却する  ※成皋(cheng gao 2 1) 滎陽(xing yang 2 2)


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大漢風 37話「范増 死す」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#37范増 死す≫ 日本 本放送2007/06/17

6/11にコメント下さった方へ 「ぷっちん切れ張良」に笑いました^^
確かに切れてましたね~。切れててもカッコイイv
鉄槌投げたら劉邦は一撃でアウト? 始皇帝と違ってど真ん中に当たりそう^^;

通勤中、地下鉄の駅で周勃に似た人を見かけました!笑; 
日本人にもいそうなお顔なんですかね。周勃も目が大きい中国系男前^^

(感想)

■范増と張良
この場面好きです。なんだか張良が范増にとどめをさした気がするのは私だけでしょうか?;
張良は好意で范増に会ったのですよね…。
范増の死を知って大喜びしている漢軍のみんなは、悪い奴らやな~と思いました;
別のドラマでは范増がもっとおじいさんなので、よけいに可哀想でしたT_T

そういえば、司馬遼太郎先生版では、劉邦が陳平の離間の策に乗り気ではなかったです。
やはり司馬版劉邦はいい人だ^^; 

戻ってきた張良が杯を渡され乾杯しようとして、
すぐ思い直して諫言する時の表情が可愛いかったです(細かい^^;)

そして彭城の時と同じく諫言を聞いてもらえない張良。強い影響力は持っていないですよね。
劉邦が盛り上がってる時は聞いてもらえない?;

■滎陽脱出
この辺りはもっとゆっくり描いて欲しかったです。あまりにも早足だ;;
残り話数が少ないからでしょうか~;笑 

少しだけ出てた周苛は小顔、色白で男前の若者でしたね!
こういうタイプの俳優さんにも張良を演じて欲しい^^;

脱出時に平民服になってる皆は素敵~~。 やっぱりマフラーを巻いてますね 笑。
一瞬ですが、張良も巻いてた!!

兵に化けていた女性達は、このドラマでは殺されてしまい可哀想すぎるT_T

■楚軍の反撃時に
飲んだくれて寝てる樊噲達が可愛い^^; 
朝、敵が来た!と起こされた時、あんなにしゃきっと起きられるものなんだろうか?笑

■虞姫と項羽
お互いしか信用できないのか~~。
虞姫、君児やお兄ちゃんは? 項羽、いとこの項荘はあかんの?

なんか2人は、「スターウォーズ」のアナキンとパドメみたいだ。
(いや、SW、そんなに詳しくないですが、
TVで見た時、アナキンは、彼女作るより、信頼できる仲間を作ったほうがいいと思ったのです;)
↑余計なお世話;?

■外で龍且、鐘離昧と話す項羽
の横顔がすごーく、カッコよかったです! 甲冑も綺麗ですよね~~

■盧綰
がめちゃめちゃ可愛かった~~ 劉邦と話してる横顔が~~ 
笑顔がいいんですよね~ きゃ~~~~ 

■呂雉 はやく再登場してくれ~~

(メモ)
※虞姫:「是不是什me 心事、可以告訴我」(何か心配事があるの?私に話して) 
心事(shi 軽)=心配事、考え事、願い事

※陳平=范先生有什me 吩咐(1 軽)」(范増先生は何かおっしゃっていましたか) 
吩咐=言いつける、申し付ける、指示する

※范増:「老夫愧(kui 4)不如你」(わしはそなた=張良に及ばないのを愧じる ?)
※張良:「衷心pei 服(zhong xin pei fu 1 1 4 軽)」(心から敬服する)

※議和(yi he 4 2) =講和談判、和平交渉  ※反撃(fan ji 3 1)  
※悪果(e guo 4 3)=悪い結果、悪のむくい

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大漢風 38話「王たる所以(ゆえん)」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#38 王たる所以(ゆえん) ≫ 日本 本放送 2007/06/24

前話の女性兵化け作戦ですが、
司馬遼太郎先生版では紀信が女性達にお金を渡してばらまきながら逃げるように算段していました。
(紀信、いい人だ!) 実際もこんな風に逃げれていたらいいですねT_T

6/20にメッセージ下さった方へ 張良が范増にとどめさしたと思われましたか!!私もですよ~~;
6/21にメッセージ下さった方へ そうなんですよ~~、沈さんの張良は
ちょっとした仕草が素敵ですよね♪ 目が離せません^^

(感想)

■英布が助けに来てくれた!
よかったよかった。 英布は笑顔が多くて、いい人そうですよね^^; もっと怖くて乱暴なイメージでした…。
樊噲達に無理やり飲まされて困っている場面は、ほのぼので好きです。

張良が久しぶりに下ろし髪だったので、きゃ~~でした^^♪ 真っ青な着物も素敵~。
そういえば今の日本にも、張良のこの髪形の女性がいっぱいいますよね 笑

あとしょーもないつっこみですが、
逃亡時は、前に来ていた着物を持って逃げてるんですか?
前と同じのを着てますが、荷物持ってました?;(しょ~もな~ 笑)

■蕭何さんが早くも再登場
で、かなり嬉しいです。でも出番時間は少ない;; 張良が蕭何さんをほめる場面もいいですよね~。

劉邦達が出発する時に見送りにきている劉盈も可愛い~~。留守番時に蕭何と遊ぶ事もあるのかな?^^ 
この時の劉邦もむちゃむちゃカッコよかったです!

■樊噲vs項羽
か!!とわくわくしたら(←平和を愛せよ;)、ちゃんと描かれずじまい; 
やはりもう話数が少ないからでしょうか?笑
「俺達で兄貴を守ろう!」と飛び出していく樊噲はやっぱりいいですね~~♪

■劉邦に怒られる韓信
うわ~~、韓信可哀想や~;; 金庫があれば印璽を入れておけたのに 笑; 

それでも寝こけてたら、怒られてたんでしょうね。
朝早すぎる時間に訪れたのは劉邦の作戦なんですよね; 
意地悪やな~~;(自分の身を守るためでもある?)
この劉邦は、眉が上がっててちょっと意地悪顔だから、よけいに怖く見えました…;

こうやって少しずつ、2人の溝が深まっていってたんでしょうか。
劉邦も韓信の領土が増えていくのを不安に思っていますね…。

と言いつつ…、
劉邦が夏侯嬰と夜を明かしながら語ってる内容や、
馬の毛で服の破れを繕っている場面は大好きです^^;

■月姫も可哀想
韓信の奥さんに、韓信の好きな郷土料理を作る様に言われる場面は可哀想で可哀想で。
私だったら、さっさと諦めて一人故郷に帰ってるかもしれない;(←へたれ?;)

月姫が城門に見送りに来ている時には、
「月姫、今だ!飛び出して、韓信を呼べ!」とやっぱり思っちゃいました;

■今週の(黙っているのに)素敵な張良★★★
対項羽戦の作戦をさずける袁生の話を聞いている張良。黙って聞いているだけなのに素敵だ~♪

劉邦に韓信についての相談をうけた後、心配そうに隣の劉邦を見る張良。
黙ってそっと見るだけのしぐさなのに素敵だ~♪ 笑;

今回は劉邦が張良に相談を持ちかける場面が多くて、嬉しかったです^^ 
劉邦は本当に張良を信頼してるんだと思いました。 
でもあまりにも多いと、隣にいる陳平がちょっと可哀想かな?;

■項羽がいねむりする場面
うわ~~、可愛い、きゃ~~^^! 
でもすごく疲れてるんですよね。今回は楚兵もへとへとになっていましたね。
↑ 大げさでちょっと笑えたけど

■木簡を放り投げる項羽もやっぱりカッコイイ! 
それから虞姫が針仕事をしていたのは、項羽の着物を縫ってたんですね!
趣味で刺繍しているのかと思ってました 笑;

(メモ)

※韓信の奥さん:「大王不喜huan油ni 的食物」(大王は脂っこい食事がお嫌いです) 
油ni=脂っこい、しつこい、味がしつこい

※韓信:「多多益善(yi shan 4 4)」(多ければ多いほどよい) 高校の漢文の時間にやりました。
「多々ますます弁ず」でしたっけ? 懐かしい^^

※張良:「我們才能徹底打kua(3)項羽」(我々はやっと徹底的に項羽をたたきつぶす事ができる)
↑うわ~、こういう所はシビアな謀臣ですね~。ちょっと怖いです…。

※項羽:「你們到底有没有信心」(お前達いったい自信があるのかないのか) 
信心(xin xin 4 1)=自信、確信

※劉邦:「天下三分之一(san fen zhi yi)…」(天下の三分の一は…)
←このままいくと韓信のものになるんですよ~

※打鼓(da gu 3 3) 劉邦がお腹がすくって意味で使っていたような。 
辞書には載ってない; なんか間違えてるな;
※端(duan 1)=両手や片手で水平に保つようにして持つ。
端飯上来=ご飯やおかずを出す、給仕する ←君児の仕事^^

※自作主張=独断する。一存で決める。 ※説服(shui 4 fu) 斉国=斉国を説得する、説き伏せる

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大漢風 39話「項羽 10の罪状」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#39 項羽 10の罪状≫ 日本 本放送2007/07/01

この39話、すごく好きな回です!(劉邦がカッコイイからです;笑)

26日の拍手の方、ほんとにこの張良はお淑やかですよね!!
お淑やかという表現に、きゃ~です♪
マッチョでなく、小柄でひょろひょろ~と(←某友達の表現^^)していればもっときゃ~でした;笑

(感想)

■樊噲可愛い~~
冒頭の場面の樊噲、いいですね~~。このドラマで一番(唯一?)のひょうきん者ですよね。 
しかも天然ボケ系? 笑 冷静につっこむ兵士Aもいいです。

■その後、太鼓の上で踊る劉邦が
もう、ツボでツボで!! きゃ~~~!
以前から劉邦という人は行動や言葉にリズムのある人ではないかと思っていて
(司馬遼太郎先生の影響かな。そんなにてきぱきはしていないけど、
動きや言葉が面白い人…)
このドラマの劉邦は口もよく回って機敏だけど、リズムある人でイメージとぴったりでした♪~

「誰が先鋒になる?」と皆に問いかけ、
次の場面では自ら踊って歌って 笑(単に、出たがり屋なんですよね^^)

実は、全50話中、一番好きな劉邦の場面はここなんですよ^^;
でも、かなりひどい、侮蔑語言ってましたね; 全然訳せませんでした。

劉邦を真ん中にVの字になって登場する漢軍ファミリーの構図もすごくいい! 
甲冑の皆の後ろに、一人着物姿の張良がいるんですよね。

■悪口を聞いて門を開いてしまい、殺された曹きゅうは気の毒だなと思いました;; 

昨年「大漢風」のDVDを入手し、この39話を見ている時に、
ちょうどサッカーのジダンの頭突き事件が起きていて、
あまりの類似にびっくり。悪口の内容も、同じく母親に対する侮蔑で。
人間は二千年前とあまり変わっていないのかもしれませんね^^;

そういえば、中国語の教科書に、
日本にはひどい侮蔑の言葉がないと書かれていて驚いたことがあります。
英語や中国語には相手の母親を見下した、侮蔑語があるんですよね。
日本語は「あほ」「ばか」「お前の母ちゃんでべそ」(これはうちの地元だけ?;)ぐらい?

■張良の着物
ああ! 以前少しだけ着ていた紫色の入った着物に替わっていました! 
見慣れるとこの色も似合ってる?笑
陳平の着物も薄い色あいのに替わっていました。

■広武山の対決
ここは、四面楚歌の前の大きな山場・見所だと思っています。
劉邦ファンだからでしょうが、劉邦がひたすらカッコよく見えました^^;
全部カッコよかったけど、
あの10の罪は、書簡を見るのではなく、暗記して言って欲しかったかな 笑

盾軍団を押しのけて、さらに前に出て、
父親や妻を殺すと言われても動じず(このあたりはやはり人でなし?;)
(作戦だと思いたいです…; 結果的に2人は助かりましたし…)

項羽に「卑劣な奴め」と言われて、
劉邦が、「そうだ、俺は卑劣だ。だが、そなたは俺よりもっと卑劣だ」と。
この台詞にはしびれました~~! 

「一生劉邦についてく~~」と思いました^^;(←あほか! 笑)

自分の事を卑劣だと言える劉邦。劉邦の本質をこの台詞でうまく表していると思います。
この台詞を書いてくれた、脚本家の方に感謝感激です!!^^

項羽は自分で自分の事を卑劣だとは思わない、言わない人ではないでしょうか?
やっぱりここの場面、項羽ファンは怒っていますかね?  

この項羽は最初の頃から口下手で不器用でしたから、
こういう場面では口の上手い劉邦に勝てませんよね;

そして、このドラマはやはり漢側が主役のドラマなのではないでしょうか? 
漢の方がいい様に描かれていませんか? 所々でそう思ってしまいます…。

それから、劉邦の言葉によって、次々に変わる呂雉の表情が奥深くて、
女優の呉さんは演技が上手ではまり役だなあと改めて思いました。

劉邦の言葉に喜んでいるのか、悲しんでいるのか、
複雑な表情で表現してらして、うーむと感動してしまいました…。

呂雉が広武山に引き出される前に、兵士にどなっている所もカッコイイんですよね~~; 
こんな激しい人が同僚・家族だったら、たぶん毎日怖くてびくびくしてると思いますが;笑

劉パパも可哀想ですよね。泣きたい気持ちも分かる…。
このパパは最初の頃、畑仕事をしていない怠け者の様に描かれていましたが、
小心者で普通の人だったんですね^^;

項羽との対決を、
後ろではらはらしながら見守っている張良もすごくいいです>_<
劉邦が前にでた時に、無言で盾軍団に守るように指示する手のしぐさや、
「沛公を守れ!」と叫ぶ所は、きゃ~きゃ~でした^^

■自軍に戻ってから以降
医者が劉邦の矢を抜く時に、戚姫、薄姫、張良が痛そうに顔をしかめていて、
3人とも優しい人なんだなあと思いました^^

戚姫と薄姫に両脇を支えられて、楚軍の前に登場する劉邦もすごくいいです。
薄姫はすごく綺麗ですよね。笑顔も可愛い♪

劉邦はかなり痛いだろうに、二人に「もう少し支えていてくれ」と気遣ったり、
その後も血を吐きながらも「大丈夫だ」と皆に言ってみせて。これにも感動しました。

さらにその後、「いえいえ、もう姿を見せる必要はないですよ」と笑顔で言う張良もすごく好きです。
今回は大活躍でしたね^^♪♪♪

■韓信も大活躍でした
一瞬だけ、あの評判の悪い白甲冑を着けていました!笑 
髪形もいつの間にか、後ろに一つ結びに変わっていました。

韓信は今回もやはり曹参達を呼び捨てにしていて、はらはらしました。
韓信の方が上官だからいいのかもしれませんが、
張良は夏侯嬰達を「夏侯将軍」「各位将軍」と敬称を付けて呼んでいます。

こういう細かい所にも、2人の違いがあるんですよね。
(張良も、時々呼び捨てしてるが^^;)

■項羽は
ずっと弱っていて、可哀想ですよね。
これまで項羽は、四面楚歌以前は、不死身でどんな時も元気だったのではと思っていました。
このドラマの項羽の弱りっぷりは人間らしくて好きです^^

龍且の死も、かなりこたえたと思います。1話からずっと一緒にいた、古いなじみの様ですので…。

虞姫と君児は、劉邦と呂雉をけちょんけちょんにけなしていますね; 
まま色々意地悪(どころのレベルじゃないか;)されてますから仕方ないですね;

虞姫は乱世に生まれていなかったら、
あんな風に人の事を批判することも無かったんだろうなあ…。うーむ;

(メモ)
※樊噲:「pei pei pei」(ちぇっ、ばかいえ。唾棄または叱責を表す)
※陳平:「不過説出来、可能不雅(ya 3)」
(しかし言ってしまえば、たぶん規範にかなっていない策だ)

※劉邦:「分一杯guo」(一杯分けてくれ)

※劉邦:「我卑鄙、是是是、可是你知道ma? 你比我更卑鄙」
(おれは卑劣だ、そうだそうだ、
だがそなたは知っているか?そなたは俺よりさらに卑劣だ)
(bei bi 13)=下劣である、卑劣である

※劉邦:「再撑一下」(戚姫、薄姫に もう少し支えていてくれ)
撑(cheng 1)=支える、持ちこたえる、つっぱって動かす、開く
(撑船=さおで船をあやつる 撑傘=傘を開く)

※張良:「不必不必、這已経足gou 了」(それには及びません、もう充分ですよ) 
足gou(2 4)=足る、足りる、充分である。

※劉パパ:「就忍也忍不住」(?)
※虞姫:「我真的已経受不了了」(私はもう本当に耐えられないわ)

※ごう倉(ao cang 2 1)   ※心wo=みぞおち、心臓のある所  
※peng=(おかずを)煮る、(お茶を)沸かす

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大漢風 40話「楚漢 和平」 [大漢風感想(31~40話)]

≪#40 楚漢 和平≫ 日本 本放送2007/07/08

おお~!とうとう40話ですね!! 残りあと10話だと思うとなんだか寂しいですT_T
後々、レンタル店にも入るのかな??(←祝:入りましたね^^)

そういえば、つい先日、張良の夢を見ましたよ!(ああ、幸せ~~)←ばか 笑;
大漢風の沈さんが少し入った張良でした★ 

教室の様な所で私の後ろの席に張良がいて、周りには女子が群がっていて、笑
張良が「私もアイドルには興味がありますよ」と言い、
私たちが「え~~、信じられない、張良様がアイドル好きだなんて~。きゃ~~」という、
訳の分からない、罰当たりな夢でした^^; 
(↑なんて罰当たりな夢を見てたんだ; すっかり忘れてた)

(感想)

■韓信が斉王になりたいと言って来た時
張良が咳払い、陳平が手の仕草で劉邦を制止しましたね。これはこれで好きな場面です♪

史記や司馬遼太郎先生版では、
2人が劉邦の足を踏んで合図して、劉邦の耳元で進言するのですが、
足踏みも、映像でやって欲しかったな~。
この足踏み場面は、史記の韓信の列伝に書かれていると今回発見しました。そうだったのか!

この後、あせって訂正する劉邦も可愛い~~ 
「当(dang)当当当」と4回も、どもってる?のもいい~♪
張良が韓信の現状を分析している時に、
隣で複雑そうな表情で黙って聞いている陳平も気になりました…。

蒯徹は、司馬先生版とは違って、真面目な常識人に見えます。
ドラマ「漢劉邦」の蒯徹は奇人ぽくて、イメージと合っていました。

■張良が韓信の元に!
この場面もすごく好きです>_<

韓信の尊敬する人に、以前と違い蕭何が挙げられ、劉邦が抜けていた! 
単に脚本の統一のなさかもしれないけど、何かを暗示してる?

張良は、いつも褒められても、静かに笑顔で謙遜。素敵すぎます。きゃ~~>_<

張良がよくやる、手を少し前に出して謙遜する仕草もすごく好きです!!

2人がお酒を飲みながら、交わす会話はすごく奥深く、
(ここは全く訳せなかったので;、
ノートに台詞を写していって中国語教室の先生に訳して頂きました;^^)

張良は韓信にこれ以上慢心しないよう、劉邦への感謝を忘れないよう、
心がけて欲しかったのだと思いますが、
有頂天の韓信は、張良の心遣いには気が付かず…T_T
・・・酔っ払って浮かれている韓信は大変可愛いですが;笑

張良も韓信が気づいてくれるまで、言い重ねたかったのかもしれませんが、
劉邦側の人間であるから(? もしくは押し付けがましい人柄ではないから?)
これ以上は言えなかったのでしょうか??

韓信が深くは理解していないと分かった時の、張良の一瞬の悲しそうな表情が何とも言えずT_T

張良が韓信に話した事は、恐らく日頃張良自身が気をつけている事でもあり、
ほんとうに賢い人だと改めて思いました。

中国語教室の先生にも、張良のこういう所は中国人にも評価されていると教えて頂きました。
現代の日本で私達が暮らしていく時にも必要な、大切な事なのではないかとも思います…。

そういえば、張良が斉にやってきた時に、韓信がまたあの白甲冑を着けていて 笑。
式典や大切な時に着る甲冑なんですかね^^

■劉邦がずっと険しい顔をしている
のが気になりました…。 39話では楽しそうに踊っていたのに…。
夢にうなされた後、俺の気持ちは誰にも分からないと言ってる劉邦は、
ファンの私にはたまらないです~~。
こういう劉邦の弱音・いじけが大好きです^^;

項羽も同じように眠れない夜を過ごしていましたね。確か最初の頃の、始皇帝もそうでした。

私はこのドラマを見ていて、人は、王や皇帝になっても、ちっとも幸せじゃないなと思ってしまいました;

地位や財産はなくても、危ない事がなく、のんびり生活できるのが
一番幸せなんじゃないかと…(張良が韓信にした話とも繋がってる?)。
(平和な日本に暮らしているからこそ思える事だとは思いますが;;)
(まま、幸せの基準は、人それぞれ違うとは思いますが・・・)

それから、眠れない劉邦と項羽に対しての、
戚姫と虞姫の応対の違いがあまりに対照的で面白かったです^^

■和睦の下りは
展開が早くて、あらら~、もう? とひょうし抜けでした。
この辺りもじっくり描いて欲しいのですが…。 

たぶんこのドラマは、張良と韓信の対話や、眠れない劉邦や項羽の悩み等を描く方がメインなんでしょうね^^

和睦に当たった、侯公もいい人そうでしたね。笑 司馬先生版では、変人でしたが…。
韓信を説得に行った、武渉もさわやかな若者で驚きました。もっとおやじのイメージでしたので^^;

■ 審食其が出てくるとかなり嬉しい^^; 久しぶりの登場でした! 
いつもどこからともなく、牢に忍び込んできますね。妙に堂々としてるし 笑

項荘と虞子期も久々の登場でした!(この2人はやっぱり男前♪~) 
3人とも長い撮影休みだったんでしょうか 笑;

(メモ)

※劉邦:「王八蛋(wang ba dan)」 (ばか野郎) ←劉邦は他にもこういうののしり言葉が多い;笑
※劉邦:「簡直是豈有此理」(まったくけしからん)←項羽もよく言ってる
簡直=副詞 まるで、全く、そっくり、まるっきり 簡直以下の内容を全くその通りだと強調する。

※張良:「日後凡事 順其自然不再苛求」
(将来、全ての事はなりゆきにまかせて、過酷な要求はしないように ?) 
苛求(ke qiu 1 2)=厳しすぎる要求をする

※張良:「功名利禄 到頭来 zhang 眼成空」
(功名や禄は、あげくの果てには瞬く間になくなってしまう ?) 
zhang 眼(3 3)=またたく間に、一瞬の間に

※韓信:「子房好像勧我一句話」(子房はどうやら私に勧告していたようだ) 
勧(quan)=言葉で勧告する、忠告する、すすめる、なだめる 「人に~するように」と謙語文の形で用いる。

※斉王(qi wang 2 2)  ※蒯徹(kuai che 3 1)  ※作悪(zuo e 4 4)=悪い事をする


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