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大漢風 21話「秦兵20余万人穴埋めにす」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#21秦兵20余万人穴埋めにす≫ 日本 本放送2007/2/25

★★★好きな場面★★★

■秦の後宮で美女と遊び呆ける劉邦と盧綰;(何故盧綰だけなの?笑)

「史記」では宮殿には入らず、すぐ覇上に引き上げてるんですが、中国ドラマでは
1 泊して、美女達と戯れるのがお約束;笑

それを知った張良が呆れて「あ~~?!」と言う場面は何回見てもおかしいです^^

その後、樊噲にお説教される劉邦。ここの場面も大好きですね~~。
最初、劉邦は色々ごねてるんだけど、急に「よし行くぞ」と態度を変えて。
枕で樊噲の頭を叩いた後の劉邦の笑顔がまた可愛いんですよね。
あんなにだらしなくても、絶対嫌いになれないです;うう^^ 

そうそう、この時の劉邦が穿いている、すげーはではでな赤ズボンも気になる;笑

■兵の略奪行為に怒る張良。
カ、カ、カッコイイ~~!
司馬遼太郎先生版では、こんな風に切れて;、怒ったりしないですよね。感情豊かな張良が素敵です^^♪ 

あんなに怒っていたのに、劉邦にはそれを見せずに笑顔で対応。やっぱり劉邦には遠慮してるのかな;

■秦の文書の山を前にして幸せそうな蕭何さん
ひたすら、きゃ~~~でした。今回は引きこもった劉邦にはらはらしたり、
張良に一生懸命意見を求める姿も素敵でした。

■韓信VS項羽
うわ~~、2人ともカッコイイ!!項羽は強すぎて、韓信はコテンパンなんですけどね;
韓信は顔に怪我までして痛々しかったです;;

項羽は「兵法は私だ。私は兵法だ」と「俺様キャラ」だけど、むちゃむちゃカッコイイ!
(項羽が同僚や上司だったら、やっぱり嫌ですかね~;
「もっと話聞いてよ~~」と泣いてるだろうな。韓信の気持ちがよく分かる;;)

項羽のカッコイイ度は以前よりさらに上がった気がしませんか?甲冑姿も似合いすぎだし。
りりしくて、カリスマ性がありますよね。

陳平がこんなに早くから劉邦軍に行くつもりだったのもびっくり。それから韓信逃亡時
黒ずくめルックで弓で援護してたのも、つぼでした♪

★★メモ★★
※項羽:「亜父有話、不妨直説(直語)」
(亜父、話があるなら差し支えないから言いなさい) 劉邦も時々張良に言う。
※項羽:「Sheng下的事、你 来安排ba」(あとの事は、あなたが段取りしなさい)
※項羽:「你dong 個屁(pi 4)」(お前=韓信 に分かるものか) 屁=強い否定を表す

※後宮の美女:「大王真壊(huai 4) 」(大王、いけない人~)  ※「忍耐(ren nai 3 4)」
※劉:「小妖精」(小悪魔め) 妖精=妖婦。男を惑わすなまめかしく美しい女。
 
※張良:「民乃国之根本、欲立国者、必先安民、無民国則亡。 
事不宣遅(yi chi 2 2)。 樊将軍ni 馬上調動(daio dong44) 兵馬・・・」
(民は国の大本だ。国を造ろうと思う者は、必ず先に民を安んじねば。
民のいない国は滅びる。
取り返しのつかない事になる前に?。樊将軍、すぐに兵を動かして…)カッコイイ~~

★★その他★★
■秦兵の穴埋め虐殺ですが、色々と理由があった様に描かれていましたね。
「史記」もチェックしたら、
秦兵たちが謀反の企てをしていたのが漏れて、殺された事になってました。
殺さずに別の方法で対処できなかったんでしょうかね。うううむ。

そして、食糧不足もネックになっていましたが、この頃の補給は誰がやっていたのか
も気になりました。(懐王達?)

■懐王ファミリーも久々登場でしたね!なんだか懐かしかったです。
劉軍が、既に懐王側に何の連絡もしなくなってる設定にも驚き。

■審食其も登場すると何故か嬉しい^^
自分の事を「小人(xiao ren 32) 」と言ってるのが、ほんまに呂雉の手下なんだなあと
痛々しい;笑。
審食其にとっては、大好きな人にお仕えしてる幸せな人生?;笑

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大漢風 22話「劉邦の危機」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#22 劉邦の危機≫ 日本 本放送2007/3/4

22話もむちゃむちゃ好きな回です^^ ピンチでへろへろの劉邦がファンにはつぼ!笑

★★好きな場面★★

■咸陽人民の前で法三章の公布をする劉邦
「我が軍が滞在して迷惑をかけた」と、謝罪とお礼を言う。頭も下げる。
うわ~~、むちゃむちゃカッコイイ>_<

劉ファンじゃない方は、全部演技に見えて、うさんくさいのかもしれませんね;笑

その前に、劉と呂の車にぶつかりそうになったおじいさんに
「俺も庶民の出だ。どうして俺を怖がるのか」と優しく話しかける場面も大好き。
これも、計算ずくの演技かもしれないけど、身分の低い人たちと同じ目線を持てて、
見下さないのが劉邦の魅力だと思うんですよね^^

演説が終わって車に戻る時、張良と目を合わせてうなずきあい、
人々に「将軍、行かないで」と、もみくちゃにされてる場面もむちゃも好きです>_<
対する項羽は、逆らう人々が何万人いようと、殺せばいいと言っています
(このドラマでは2人の違いが強調されすぎていて、項羽が気の毒です;)

ここの場面の劉のクリーム色の着物と黒いマントも大好き。
何気に項羽よりも、着替え多いですよね; やはり劉が主役なのか?笑
題名も「大漢風」だし。 初めの歌だけ見てると、項羽が主役みたいですが;

ええっと、それから、
おじいさんがぶつかった時、馬上で振り返る張良と、
劉の演説を聞いてる時の張良の笑顔もたまりません>_<~~

■項伯が帰った後、逃げ出そうとする劉を説得する張良
劉邦の動揺や迷いを、時間を掛けて描いてますよね~ 
それを辛抱強く説得する張良。う~む、見応えがあります!

「逃げても追っ手が来て殺されるから、今行かなければならない」と張良は言っていましたが。
私だったら、たぶん逃げ出してます; ここで逃げずに鴻門に行けるのが、英雄なのかも。

★★メモ★★
※「探子(tan zi 4 軽)」(スパイ、斥候、間諜) 
※「坑殺(keng sha)」坑=穴、くぼみ、坑道

※ぶつかったおじいさん:「我不ai(4)事」(何ともないです) ai 事=邪魔になる、重大である。
※「小人不敢( gan3)」 敢=あえて~する。~する勇気がない
不敢は、日常でもよく言うんですが、未だに意味がよく分からない;
しかも勇敢(yong gan)の敢だったのか!
私は日本人なのに漢字を知らずに音だけ覚えてる事が多いです;

※曹無傷:「劉邦不可留、張良更不可留」(劉邦を生かしておいてはいけない、
張良はもっと生かしておいてはいけない)
「留」の意味が辞書では分からず、中国語教室の先生に教えて頂いた言葉です^^

※劉邦:「大丈夫能屈(qu 1)能伸(shen 1)」(一人前の男は逆境の時にも順境の時にもよく順応する) 
能屈能伸は四字熟語らしい。

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大漢風 23話「鴻門の会」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#23 鴻門の会≫ 日本 本放送2007/3/11

今のところ、1話とこの23話が一番お気に入りです!

■踊る劉邦
しかもへんてこな踊り(大笑)。
関中入り直前にも、くるくる回ってました。いつもつぼに入りまくりです^^
(この劉邦の鴻門踊りは、
ネット上に映画「Shall We ダンス」の竹中直人さんに似てると書かれて方がいて大笑い。確かに似てる!)

■現れた項荘、 劉邦が戦おうとして卓上の肉きり包丁を握ると、
隣に座っていた張良がその手を押さえて止める。きゃ~きゃ~>_<
(史記とは席順が違う。中国ドラマはいつも違う笑 こういう演出をする為?)

■項荘と剣舞する項伯も迫力ありましたね。お2人とも武術のできる俳優さん??

■項荘の剣が劉邦の髪の毛を切り、 もうあかん~て時に飛び込んでくる樊噲が
むちゃむちゃカッコイイ!熱い人です。樊噲。
樊噲がカッコよく啖呵切ってる時に、
後ろで白けてピーナッツ(?)食ってる劉も気になります;(何故白けてるの?)

■張良にお酒を勧める項羽達
張良は「お酒は飲めない」と辞退してましたが、いつも飲んでるじゃん~~笑 
いや、酔ってしまうと、策を巡らせる事ができなかったからですよね^^

張良は大活躍でしたね。トイレに行った劉邦が戻らないのを指摘されてとぼける所と、
無事劉邦が帰途についた事を聞き、ホッとしてる所は可愛いかったです^^

■呂雉も大活躍でしたね! 台湾版DVDをお貸ししている中国語教室の先生曰く
「劉邦は、呂雉がいないと駄目な人」だそうです^^♪

■劉邦は、鴻門でぺこぺこ謝っている時と、
自軍に戻って堂々としている時(盗賊の親分みたい!)を較べると、別人みたいですね^^;
このギャップが、ファンにはたまりません~~

■夏侯嬰も堂々としてカッコよかったですね。劉ファミリー内では少し年上の設定?

■項羽の揺れる気持ちもうまく描いてありますね。この時の迷いや優しさが後々自分の首をしめる事になるんですよね;;

■劉邦の後ろの髪が小さくみつあみになってたのを見て、きゃ~~でした。
項羽もみつあみを編み込んでいる時があるんです。
始皇帝の兵馬俑の兵士の髪形を模しているのでしょうか?東側の楚軍の
兵士達もみつあみしてたの??

★★メモ★★
※張良:「有天佑沛公」(天が沛公を守ってくれます?)佑=保佑の佑。 
※「烏鴉wu ya 1 1」 (カラス)

※劉邦:「能別敲qiao 1 ma、我要尿niao 4」(敲くな。しょんべんちびる) 可愛い^^
※劉邦:「范先生、不愛説話」(范先生はお話が好きではないのですね)

※劉邦:「五馬分屍 shi 1」(昔の残酷刑の一種。読んで字の如くです。映画「墨攻」でも
この刑が出てきました←怖かった;。
大漢風で覚えましたが、日常会話に出てこね~ 笑)

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大漢風 24話「阿房宮炎上」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#24 阿房宮炎上≫ 日本 本放送2007/03/18

拍手して下さった方、ありがとうございます。嬉しいです。
文章拙く、まとまりがなく、いつも「きゃ~」「可愛い」「カッコイイ」「素敵」しか
書いてない気がしますが;、これからもどうぞ宜しくお願いします^^

★★好きな場面★★
■張良おかえりなさい!! 帰ってきた時、いつもより男前に見えました!笑
いやあ~、無事でよかった>_<; 
まだ劉邦の正式な臣下じゃないのに、命を懸けて鴻門に残ったんですよね。ううう。 
まま、このドラマでは危険はなかったようですが。

しかし歩いて帰ってこなくても; 項伯も最後まで送ってやれよ(それは無理?)
その後、劉邦に手を引かれて歩く場面は、「で、デート?」笑; 張良が引きずられる様に
歩いてるのも笑。

■劉邦と樊噲の場面
鴻門で命を救ってくれた事を、膝をついて感謝する劉邦。それに恐縮、感激する樊噲。
見ている張良も感動してましたね(この張良は感激屋なんですよ!^^)。

この前に、樊噲は項羽軍を攻めようと力説してました。いつも熱い男、樊噲!
その後ろで笑ってる盧綰もいい。

■劉邦と呂雉
この回は二人の気持ちが近くにありましたね^^どろどろの回も多いので、ホッとします。 
劉:「咸陽入城の時に民に歓迎された事が忘れられない」
呂:「その日が来るのを待っているわ。」(でしたか?)
呂雉の肩を抱き寄せる劉邦。うう、ええのう>_<

「民の為に何かしたい」ではない、利己的な希望?なんですが、
それが民の希望と一致してるんですね!その時天下を取れる??
しかし、劉邦、この日は昼も夜も飲みすぎじゃなかろうか;急逝アル中になるよ;

■ずらっと並んで阿房宮炎上を見る劉軍一同
カッコイイ! こういうカットのかっこよさは、今までのドラマにはなかったです。

■項羽と虞姫はやっと会えました;;
火の中に飛び込んで助けるのは、張芸謀監督の映画「西楚覇王」のパクリ?と
気になってるんですが、中国ではこういうのOKなんですかね??^^;
火の中で倒れてきた柱をキックする項羽がカッコよすぎ!

この後、虞姫が着替えてる間、そわそわしながら外で待ってる項羽が可愛いんですよね~~!
この時、項羽が着ていた着物も素敵でした。
侍女の君児が、虞姫を大切に思ってるのにも感動しています。

★★メモ★★
※劉邦:「有話gen 你 説…、独自謝你」(樊噲お前に話がある…?) 
独自=副詞 自分一人で、単独で
※呂雉:「張良人是回来了」(張良は帰ってきたのね) この人と是の使い方はいったい?

※呂雉:「妾(qie4)身 pan的不就是na一天」(私もその日が来るのを待っているわ?)
pan=待ち望む。希望する

※君児:「小姐、吉(ji2)人自有天相(xiang4)」(お嬢様、善良な人には天の加護がありますよ)
吉人天相=四字熟語    
※懐王の手紙:「如約」(ru yue) 約の如くせよ
※君児と項羽:「謝天謝地」(ありがたや、ありがたや) ←辞書の訳 ちょっと笑;


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大漢風 25話「西楚覇王」 [大漢風感想(21~30話)]

918677_h.jpg
↑咸陽で美女に埋もれる劉邦 笑 中国語でも (美人堆dui里)て表現で笑いました。

↓旧HPに載せていた感想です^^(旧無料HPは、サイトさん閉鎖;;)
今も何度も見直していて、改めて…、
張良のまゆカット(まゆメイク?笑)した人、髭つけた人、カツラつけた人、
着物のデザインした人達のセンスのよさに脱帽。
カッコよく、素敵に見せるように、ものすごく時間をかけていたと思われます。
(張良だけでなく、劉邦も項羽も皆も素敵です^^)

≪#25話 西楚覇王≫ 日本 本放送2007/03/25

色々なエピソードが入っていて、面白い回でした!
劉邦は、ピンチの状態が続いてて、
思わず「しっかり!」「頑張れ!」と応援しながら見ています;笑
側にいる蕭何や張良に、袖をひっぱって合図してもらってる様子がまた可愛くて^^

■張良と蕭何のティータイム (張良は徹夜明けであくびのシーンも! きゃ~!)
しかも張良自ら入れたお茶! ええのう~~ 
私、この時代にお茶があった事に驚き、史学科の友達に質問してしまいました!笑
友達によると、高貴な飲み物として、周の時代には既にあったらしいです。
世界史で、「宋代の頃民衆に広まった」と勉強していたので、秦漢時代にあったとは驚きです!!

しかし、張良もお茶を飲んでいたかもしれないなんて、嬉しいです。何茶なんだろ??
黄河流域だからジャスミン茶? 古代だから今はない種類??

張良と蕭何は、いい関係ですよね^^ 協力しあって、しっかり劉邦を支えてますね。
いつも隣にいますしね(仕事以外の話もしてるか気になる^^)


■嘘泣きかよ!劉邦
最初見たときむちゃ感動したんですよ!だから演技だと知ったときには、
かなりショックでした;見返す度にショックです;;
以前の劉邦と張良の別れの場面も感動してたんですが、あの言葉も本気だったのかな?; 

ままこのドラマ、他にも一貫していない部分があるので、
あまり気にしない様にします;^^(気になるけど~~;)
張良はそんな劉邦に感動してるみたいですが、本当はだまされたふりをしてるのかな??;

他にも劉邦は、蜀行きが決まった時にも部下達の前で、怒ったふりをしていました。
そういう風に人前で演技できる人として描かれてるんですよね。やっぱり司馬遼太郎先生の劉邦とは違いますね~。
それでもこの劉邦も、絶対嫌いになれません^^;

■張良と項伯の場面
張良は、劉邦からもらった黄金と真珠をそのまま項伯に献上ました。
この時、劉邦の領土を拡大するようお願いも。

項伯はその黄金を項羽と虞姫に渡しました。張良が黄金を横流ししてしまった事を、
劉邦が知ったらがっかりするのか、喜ぶのか?^^

これは史記の張良の伝記「留侯世家」のエピソードが元になっていて、
史記では劉邦も独自に項伯に贈り物をして(張良を通して)、その時に領土拡大をお願いしています。

このドラマでは、項伯は、張良や劉邦に頼まれたとは一切言わず、
世評を理由に劉邦の領土を増やした方がいいと項羽に訴え、成功しました。
項伯、機転がきいてますね!素敵です。しかし、甥の項羽より張良や劉邦が大事?;

それから、劉邦から黄金をもらった時の張良のびっくりした表情も可愛い^^♪~

■項羽と虞姫
相変わらずラブラブですね。項羽も虞姫といる時は優しくて、穏やかですね。

■君児(虞姫の侍女)に劉邦の子供ができちゃった!  ・・・可哀想すぎる;;

★★メモ★★
※今回項羽に煮殺された韓生は、最初の頃、張良と行動を共にしていた人でしょうか?
つい先週気がついて、驚きました。いつの間に楚軍に??

※日本語字幕は、范増:「劉邦軍には文官武官が揃っている」と訳してましたが、中国語は
「文官は張良、蕭何、武官は樊噲、夏侯嬰がいる」でした^^

※呂雉:「収買(mai 3) 人心」(人心を買収する) ←この劉邦の得意技^^!

※劉邦:「子房是江山社稷(she ji 4 4)」(張良は国の守護神だぞ) 江山も社稷も意味は国?
   「這回我要譲他人走心留下」(今回俺は張良を行かせるが、心は留めたのだ)
   「譲他再回到我身辺来。為我興(xing 1) 邦建業」(張良はまた俺の所に戻ってこさせる。      
   俺の天下取りの為に) 
計算ずくだけど、カッコイイですね;^^

※張良:「難免(nan mian 2 3)有婦人之仁」(項羽が婦人の仁である事は免れない?)


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大漢風 26話「桟道を焼き 蜀に入る」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#26 桟道を焼き 蜀に入る≫ 日本 本放送2007/04/01

(あらすじ)
劉邦軍(もう漢軍と呼んでもいいのかな?)は、とうとう漢中へ。
項羽軍は彭城に戻りました。呂雉と子ども達、劉パパ、審食其(お守り役)は人質として項羽軍に。
項羽と虞姫には、正式に婚儀をあげようという話が出ています。(まだだったのか!)

■主役は呂雉?と思わせる回でした^^
前回の劉邦の嘘泣きに続き、呂雉も嘘泣き。息子を皇太子にするようお願いします。

今回一番怖かったのは、虞姫の侍女の君児の妊娠を見破り、詰め寄る所です。
その後、劉邦に子が出来たことに傷つき、
お酒を飲んでる所を審食其になぐさめてもらうも、強がって見せて。
呂雉は激しい人だけど、けして憎めない。人間らしい感情を持った人だなあと思っています。

「あなたを一番思ってるのは私です」と呂雉に言い寄る審食其も好きです~~笑
日本人も「こんなに思ってるんだ」と、相手に言ったりするんでしょうか??
他にも中国ドラマでは「俺の事考えて(思って)くれてたか?」と訪ねる場面がよく出てくるんです^^

■劉邦と張良の別れの場面
劉邦が張良をハグするんですが、最初見たときにゃ「なんじゃこりゃ~!」とビックリしました;笑
2人ともうるうるしてるし^^
先週の劉邦の嘘泣きがなかったら、もっと感動してたのに。
劉邦、本音か演技か分かんないよ;(←もっと劉を信用してやれ。笑;
こういうすっきりしない部分は、脚本の統一性のなさゆえの気もしてきています;)

その前に馬に乗って漢軍を追ってくる張良もむちゃむちゃカッコよく、男前で、
きゃ~きゃ~でした>_<
桟道を焼く策を張良から聞いた劉邦が「お~~~(奇声;)」と叫ぶ所もいつも笑えます。

■劉邦は随分立ち直り、持ち前のひょーひょーさが出てきました。 よかったよかった^^ 
部下達が新しい土地でおろおろしているのも気にかけず、元気に暮らしています。
あと一人、蕭何さんも落ち着いております。笑顔が素敵だ~^^

ところで、劉の部屋で踊ってた美女は、咸陽の宮殿で踊ってた人だと思うんですが;、
い、いつのまに劉邦の許に!笑

■漢軍出発時、咸陽の人々が見送りにきて食べ物を渡してる所 こういう細かい場面が嬉しい!
■桟道はセットで作った物ですかね?作るの大変そう。 スケールありましたが、燃やしてしまいましたね~。 
桟道で怖がってる樊噲も可愛い~~ 
蕭何さんや呂須はもっと短い裾の着物着た方が安全に歩けるんじゃ、と思ってしまいました; 

■韓信は、腹へりお信さん に逆戻りで、キュートでした^^
青い着物も綺麗でした。はやく大将軍になれるといいね

★★★ メモ ★★★
※呂雉「你説話算話」(あなたの言ったことは、嘘ではないわね)
劉邦:「我説的話什me 時候不算話」(俺の言った事が、いつ嘘だったりした?)
算話=(口語)言った事を必ず実行する。嘘を言わない。 ←へ~~

※劉邦:「一切要忍耐(ren nai 3 4)」 (すべて我慢しろ?) 「忍」一文字もよく出てきています。
※張良:「子房已経為你卜過一卦」(私はあなたの為に占ってみました) ←張良、占いもするの!?
卜卦(bu gua 3 4)=占う

※↓ ハグの時の台詞 笑
劉邦:「為兄会常常掛念你的」(あなたの義兄はいつもあなたを心配している) 甘~~^^;
掛念=気にかかる、心配する。 
・我很好、qing不要掛念(元気にしていますから、心配しないで下さい)

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大漢風 27話「韓信 蜀を訪う(おとなう)」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#27 韓信 蜀を訪う(おとなう)≫ 日本 本放送2007/4/8

タイトルどおり、韓信の出番が多い回。夏侯嬰や蕭何さんも素敵な回です^^♪~
項羽軍は懐王を殺そうと変な作戦(笑)を実行中です。よって懐王の出番も多い。

■韓信と張良、久しぶりの再会
なんで張良は夜中にあんな所をうろうろしてるの! あんな金持ちそうな格好で。危険すぎる~~;笑

韓信に「し~」と言う張良も可愛い~~>_< 
そして、韓信と張良の会話、嬉しすぎ! 前に張良と蕭何さんの会話の場面もあったし、
このドラマはそれだけでも、すごいドラマだと思います^^ 

他のドラマにも小説にも漢の三傑同士の対話場面はないもの。
(↑ 後々の感想で訂正していますが、他ドラマにもありました;)

張良が「漢王は天下の仁者です」と言ってたけど、「そうかな~~;」と素直に納得できないのも(笑。
劉邦が、あんな事やこんな事をしていなければなあ;^^

■韓信が漢中に着いてからもテンポよく色々な事が起こり、面白いです。
劉邦に会おうとしてる韓信をおっぱらう兵が、すごく早口でがらがら声なのにも笑。

楽しそうに博打してる劉ファミリーも、めちゃつぼです^^ がら悪ぅ~(←方言;?)。 
ところで、前回の兵の逃亡や病気の問題は解決したんだろうか;

■曹姫と劉肥も漢中にやってきて、久しぶりに劉邦と再会しました。
劉邦はすごく嬉しそうでした。やっぱり劉邦はこの2人を大事に思ってるんですね^^♪~
曹姫はやっぱり綺麗ですね!劉肥も可愛い~~

ちょうどその時、韓信を推薦する為に蕭何さんがやって来て。
劉邦はちゃんと蕭何さんの話を聞いてあげなかったのですが、
司馬遼太郎先生の劉邦なら聞いてただろうなあと、思ってしまうのでした;

■懐王は虞姫がそんなに好きなんか~~と驚きますが、一途で好印象です!
もしかしてまだ独り身なんでしょうか?
項羽と同じで、虞姫一筋?? 明るくて穏やかな感じも好きです。目、ぱっちりで大きいすよね 笑

★★★メモ★★★
韓信:「漢王委屈深入漢中」(?)
委屈(wei qu 3 軽)=不当な仕打ちに対して不満である。無念である。くやしい。
深入=深く入る、深く立ち入る、突っ込む
夏侯嬰:「誰譲你来的?」(誰がお前=韓信 をここに来させたのだ?)

劉邦:「不要ai (4)着我們一家団円(tuan yuan 2 2)」(俺達一家の再会の邪魔をするな) ←>_<
団円=(離散した肉親が再会する、いっしょになる。・全家団円=一家の者が再びそろう

以下単語のみ 
「疑心」(yi xin 2 1)=疑念、疑い、疑う   「投靠」(tou kao 2 4)=頼る、頼ってくる
「美満(3 3)幸福」=円満で幸せ       「況且」(kuang qie4 3)=その上、それに、まして

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大漢風 28話「義帝殺害」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#28 義帝殺害≫ 2007/04/15

(28話ストーリー)
★劉邦になかなか会えない韓信が、ついに逃亡。それを追う蕭何。蕭何が逃亡したと混乱する劉ファミリー。
★懐王(義帝)は彭城郊外で殺害されるT_T。項羽と虞姫はその事で結婚当夜に仲たがいしてしまう。

★さらにどびっくりするオリジナル話がありました!固まったまま見入ってしまいました;笑 
ネタばれしませんので、いつかご覧になって下さい^^;
★張良が出ていないので寂しいです 笑;

(感想)
■蕭何逃亡にもめている劉ファミリー
みんな勢ぞろいして意見を言っている場面は、今までなかったので嬉しかったです^^ 
いつもうまくまとめてくれる張良がいないので混乱していますね;
樊噲が正直すぎて浮いていたり、盧綰に頭を叩かれているのも笑。
劉邦も呆然としていましたね;久しぶりに深刻な表情をしていました。

■蕭何さん~~^^
いいですね~~、蕭何さん。最近ますます好きになってきました^^♪。
優しくて、穏やかで、韓信を説得しながら涙ぐんでる所もいい。
逃亡兵に斬られそうになって、ぎゅっと目を閉じている所まで可愛く見えます;笑
大きな息子がいてびっくりでしたが、息子も真面目な好青年で可愛いです^^

■韓信は
もう少し辛抱しろよって感じです;(何度か転職してる私には言われたくないでしょうが;笑) 
でも韓信はやっぱり可愛いですよね^^;思わず応援したくなります。
樊噲にとうせんぼされたりと、やっぱりいじめられっ子?笑;

■懐王が殺された所は、リアルで怖かったです。
あんなに大勢の人の前で殺してはまずいのではと思いました;いつか広まるとはいえ。

■項羽と虞姫  と呂雉 
冒頭の項羽、虞姫の甘々を見ているとやはりなごみますね~^^
いい雰囲気の所にやってくる呂雉は、わかっていて嫌がらせしてるんだろうか;笑
その後も呂雉は虞姫の所に来すぎなのではと思いました。ストーリーの展開上しかたないとはいえ。うむむ。

呂雉は「劉邦は、私の事は忘れて、今頃左右に女性をはべらせているわ」と傷ついていますよね。
まだ劉邦が好きだから傷つくんでしょうかT_T

(メモ)
英布:「不知好dai (3)」(?) ・好dai (3)=良し悪し、分別、道理。
呂雉:「他也不在hu我」(彼=劉邦 は私を気に掛けていないわ) ←T_T
審食其:「義帝被殺了」(義帝は殺されました)

蕭何の息子:「韓大ge(1)」(韓兄) と訳されてましたね^^ 他にも盧綰が劉邦を「邦ge」 と呼んでいたりします。
虞姫:「bai(3) 布」(しつらえる、飾り付ける、人をあやつる、思うままに動かす)
項羽:「願望(yuan wang 4 4)」 (願望、望み、願い)

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大漢風 29話「国士無双」 [大漢風感想(21~30話)]

≪#29 国士無双≫ 日本 本放送2007/04/22

拍手して下さった方、ありがとうございます^^。嬉しくて何度も見ています。
それから以前の感想に張、韓、蕭の対話場面があるのはこのドラマだけと書きましたが、
先日「漢劉邦」を見ていたら張、韓の場面がありました。すいません…。

(ストーリー)
韓信とうとう大将(将軍達をたばねる将)に!樊噲や周勃達は反発するが、
最終的には韓信の才能を認め受け入れる。
虞姫は項羽の事を許せないまま。呂雉もさらに2人の仲を裂こうとしている様子;
張良は韓王成とセットで少しだけ登場♪ 2人は韓に帰れず、項羽のいる彭城に留められている。

(感想)
■韓信苦労の末、大将に 漢軍ファミリー 
BS放送ではカットされていました?
手持ちのDVDには韓信がテントに入る時に、樊噲にとうせんぼされて、
助けに来た蕭何さんが、樊噲をにらむ場面がありました!

韓信率いる宮女・老人軍VS周勃率いる精鋭軍の戦いもめちゃめちゃ好きです。
兵法て、すごいですね。ほんとにあんな事ができるんでしょうか。
それに韓信は今まで実戦経験がないのに、あんな風に人々を動かせるんでしょうか?

訓練の始まる前にごねていた、劉邦後宮の美女2人の片方は咸陽から連れてきた人?ここの場面も好き♪
(↑後ほど書いていますが、咸陽の踊り子と、曹姫でした)

やっと韓信の推薦が叶って、とても嬉しそうな蕭何さんを見ていると、私も幸せ~になります^^;
落ち込んでいる皆を元気付ける蕭何さんもいいですね~~。

落ち込んでいる皆も可愛くて大好きです。盧綰と樊噲は背中くっつけて、もたれ合ってたし。
皆、劉邦の事が大好きなんだなあと改めて思いました(深読みしすぎ?;笑)

それから、劉邦がやたら男前に見えました!はうう~~笑。
この回だけ見ていると、寛大で気前がよくて、明るくて徳のある、立派な王ですよね笑。
宴会に参加せず、韓信と2人で今後の相談してる所にも感心しました。
入浴シーンはファンサービス?笑;

■項羽と虞姫ははやく仲直りしてほしいです。二人のラブラブっぷりを楽しみにしているので。
ウサギをプレゼントして虞姫と仲直りしようとする項羽は、優しくていい男だなあと思います^^
許せない事は許せないとはっきり言い、貫ける虞姫の事も、素敵だな、羨ましいなと思いました。
私なら、たぶんウサギをもらった時点で項羽を許してるかと;

(メモ)
※蕭何:「你們 要是知道他的本事、你們 就笑不出来了」
(あなた達が韓信の才能を知れば、笑う事ができなくなる) 
本事=ben shi(3 軽)本能、能力、腕前 口語。

※後宮の女性:「我們 是漢王身辺的人」(私達は漢王の近くに仕える者) 
「rao(2)了我們 了」(私達を許して下さい) 韓信の事を「小将軍」(若い将軍様?)

※劉邦:「老蕭」 老をつけるという事は、劉邦より蕭何の方が年上なのか?^^
※君児:「懐王也在九泉之下不会怪(guai 4) 你的」
(あの世で、懐王はお嬢様(虞姫)の事を恨んではいません) 怪=責める、恨む、とがめる


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大漢風 30話「漢中脱出」 [大漢風感想(21~30話)]

韓信.jpg
↑韓信^^

(拍手)
6/29日の方、ありがとうございます*^^*


↓旧HPに載せていた感想です^^(旧無料HPは、サイトさん閉鎖;;)

(↓26~29話には当時、他のブログを真似て、あらすじを入れてみようと試みています。
が、うまく書けないので続かず;
他の皆さんは、私と違い、
上手に、奥深く鋭い感想を書かれていて、いつも感心していましたvv)

ところで、これだけ何度も見直してても、どの辺りが何話か、全然覚えていないのですが、
35話=皆でお風呂 だけは覚えています^^; 
「風呂まで○話か。やっぱり後半は急ぎ足やな」といつも思いつつ見ています。


≪#30 漢中脱出≫ 日本 本放送2007/04/29

拍手して下さった方、ありがとうございます。嬉しいです(*^_^*)
うわ~、もう30話ですね。あと20話だけど足りるの??笑

29話で韓信にぶーたれていた女性の片方は曹姫だと、
いつも通っているお気にいりのサイトさんが書かれていてびっくり!
私は、彼女の顔が整って、特徴のない(←褒め言葉!悪い箇所のない)、
典型的な美人だから気付かなかった様です。

中国の女優さんは松嶋奈々子や吉永小百合系の、整った顔の美人が多い気がしてます。 
日本の女優さんは個性的な顔立ちが多い気が(こういうのは主観&好みなのかな?^^)

(感想)
■漢軍の皆はとびきり明るい
ですよね~。あそこに混じって働きたい(笑) 
高所恐怖症なのに桟道修理に回された樊噲もひたすら可愛い~。罰酒する所もいい。

劉邦が韓信にマントと羊足をあげる場面はすごく好きです。史記のエピソードからだと思いますが、
この劉邦の場合、計算も入っているのかもしれませんね。でもやっぱり優しくて気のきく上司ですよね^^

私は以前の勤め先で、
上司に特にひどい扱いを受けた事も、特別可愛がられた事もないのですが、
しんどい時に、もうちょっと声を掛けてもらったり、気にかけてもらいたいという甘えは持っていました;

ちょっとの事で、元気・やる気が出るタイプなので…(大部分の人間はそうかな?)。
…だから劉邦の様な上司に憧れます^^;
(↑1年前とはいえ。恥ずかしい事書いてるな~ 苦笑)

項羽はこういう細かい気配りはせず、黙って俺についてこいタイプですよね。
史記では部下に優しく声掛けする人として描かれている気がしますが。

■張良様、おかえりなさい☆☆☆
意外に早く帰ってきてくれましたねT_T 嬉しい~~。
舟で眠りこけていたのも可愛い~~。きゃ~~。逃亡中の平民ルックも素敵でした^^ 
髪の毛に藁が付いてる~~と細かいつっこみも。笑
「漢王劉邦」と、ハモる所は、いつ見ても笑。

迎える劉邦もめちゃめちゃ嬉しそうでしたね^^ 
馬上での叫び、字幕は「張良殿」でしたが、中国語は「子房~~~~」でした!
そして、手ぶらでは戻ってこない、役立ちすぎる張良(笑; 
私にとっては、謀略以外は役にたたない;、ぼーっとしたおぼっちゃまなイメージでなんですが;笑

張良と韓信の場面もいいですよね~~。韓信の背がかなり小さいのが気になるが;
韓信の尊敬する人に蕭何が入っていないのも気になる;笑 尊敬する人を一人増やして計4人にしてくれぃ。

ああ、蕭何さん、しばらくは出番なしですかね。かなり寂しいですT_T

そういえば、29話で韓信が着ていた白甲冑は日本のネットのあちこちで不評だったんですが、
今回青系のにチェンジしていましたね(笑

■項羽と范増
2人の気持ちのすれ違いを上手に描いてありましたね。
2人は近づいたと思えば、またすれ違ってしまっていますね。
「あなたの策は正しくない時もある」と項羽に言われた范増が可哀想でした…。

軍や国の運営は、私らの仕事とは違うのでしょうが、
「ミスもあるさ、同じミスを繰り返さず、次回から頑張れ」と言ってもらう方が頑張れるのになあ…。う~む;

(メモ)
※劉邦、項羽:「本王(ben wang 3 3)」 最近は自分の事をこう言っています^^
※劉邦:「章邯bi jing(4 4)是前秦的大将」(章邯はなんといっても秦の大将だからな) 
bi jing=副詞 結局、つまり、さすがに

※章邯:「無名(22)小子」(無名の小僧) 韓信の事;
※韓信:「guai guai 投降」(神妙に投降した) guai=おとなしい、素直である、神妙に

※韓信:「漢王、這 使不得、使不得a」(漢王、これは(劉のマント)使えません、使えません)^^
※劉邦:「大家都是一家人a」(俺達みんなは、家族の様なものじゃないか)^^
※劉邦:「一杯不過yin(4 3)」(一杯では足りぬ) 過yin=堪能する、満足する。中国語学習友達に教えてもらった言葉

※項羽:「劉季、你也太小看項羽了」
(劉邦、お前も私を随分見くびったな) 小看=軽蔑する、ばかにする。 
甘く見る、見下げるの意味もあり?

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