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大漢風41話 「 固陵の戦い」 [大漢風感想(41~50話)]

旧HPに載せていた感想です。 以前のHPはサイトさんの急な閉鎖で消滅してます;;

≪#41 固陵の戦い≫ 日本 本放送 2007/7/15

この41話、劉邦と呂雉と張良がやたらめったら綺麗でかっこよく見えました!;笑
特に、河を挟んでの和睦の場面での劉邦が~~ きゃ~~~~

私がますますこの3人にはまっているか、役者さんが役にはまっているか、どちらでしょうか??^^;
(他の人は、項羽と虞姫がめちゃめちゃ綺麗に見えたりするんでしょうか??)

(感想)

■呂雉姐さんの項羽への想い
私にはちょっと分かりにくいのですが;
(↑にぶい?;笑 すぐ後に劉邦の許に帰った時には、
劉邦にも気がある様に見えて、ますます分かりにくい;)
(項羽には恋、劉邦には長年夫婦の情?? そして、このドラマでは
劉邦とは年の差夫婦で、項羽とは年齢の近い若者同士?)

項羽が虞姫に「呂雉はお前と比べたら、なんぼのもんじゃい」と言ってるのを聞くと、
呂雉がかなり可哀想T_T

下世話な私は;、呂雉と項羽に、「前にぶちゅ~とキスしたやろが~」とついつい思ってしまうのですが^^; 
2人ともかなり酔ってましたけどね 笑。 呂雉は、計算入りまくってた??^^

それから審食其はずっと楚国、呂雉達の側にいたんですね。時々訪ねて行っている
だけかと思っていました。
呂雉に口止めされている場面は苦笑しました;笑 審食其は呂雉の不利になる事は
絶対言わないと思いますが^^

■呂雉と劉邦の寝所の場面
はむちゃむちゃ感動してしまってT_T 2人ともすごく綺麗に見えましたし。

「他は信じなくてもいいが、これだけはほんとうの話だ」という劉邦にも
きゃ~きゃ~です。 「全部信じろ」よりも、こっちの方がぐらっときます^^;

■和睦決裂の策
皆の前で発表する前に、張良と陳平が2人だけで相談する場面も
描いて欲しかったなあ。 司馬先生版の様に…。
私は戦略云々が分からない奴なんですが、決裂の策をこのタイミングで行った
張良と陳平はすごい人達だなあと思います。

この時、呂雉も後押しをして、さっそく活躍してましたね!
この後立ち上って何かを投げる劉邦もめちゃめちゃカッコイイ!

■項羽と虞姫にとっては
漢軍はほんと迷惑ばかりかけてるんでしょうね; せっかくこれからは静かに
暮らそうとラブラブしていたのに。
(ラブラブしてると、いつも何かしら邪魔が入ってますよね^^;)

司馬先生版では項羽も彭城に帰国後、和睦を破って再戦するつもりだと
言っていましたが、ほんとの所はどうだったんでしょうか?

■切れた劉邦
も、つぼでした! か、可愛い~~~~。
靴脱いで放り投げる所なんてきゃ~きゃ~でした^^;
他にも全体的に可愛くて可愛くて。

戚姫と寝所に引っ込んで、何やってるのかと思えば肩もんでもらってるし。
「あ、もうちょい上、上」とか言って 笑
で、そこに呂雉がやってきて、呂雉VS戚姫か!!と、どきどきしましたが、
そんなにひどくはならなかったですね 笑; ここも呂雉姐さん素敵でした!!

もめごとの大きさからすれば、最初の頃の呂雉VS曹姫の方がえらい事になってましたよね 笑;
(呂雉VS戚姫はこれから??;怖~~)

■今週の、やっぱり黙っていても素敵な張良☆☆☆
・広武山で和睦中に一瞬映る、難しい顔をした張良が素敵~~
・樊噲が手当てしてもらっている時に後ろでじっと見ている張良が素敵~~
・和睦決裂策を進言する時と言い終わった後に、
 陳平の方をちらっと見る張良が素敵~~
・台詞有りですが、韓信と彭越を呼ぶ方法をどアップで献策する張良にきゃ~きゃ~^^

■侯公の和睦での活躍・出奔は
史記の項羽本紀に書かれていると今回調べていて分かりました。そうだったのか!
このドラマではそれを面白い形で繋いでいましたね。

赤ちゃん(もう幼児?)の劉長は、ご存知かもしれませんが、史記にも出てくる劉邦の7番目の息子です。
調べてみたら、母親はもちろん君児ではありませんでした 笑; 
「淮南衝山列伝」が劉長の伝記です。塚本青史先生の「呂后」にも彼の話が出てきます。
私はこれを読んで劉長ファンになりました☆

(私はいつも上の参考文献に書いている、朝日文庫の史記で調べています。
この本は日本語訳の所に、本文を膨らませた内容がたくさん書いてあって、
それがかなり参考になるんですよ~。
劉長の事も、3巻の高祖本紀の所でかいつまんで説明されていました。
今は絶版になってるのか、本屋では見かけません。時々古本屋で見かけることがあります。)
(↑新書になって発売されてました)

■正装して使者として韓信の所に行ってた盧綰が可愛い~~。
ああいうちゃんとした格好は似合わないですがね 笑

■細かい話ですが
今回は張良も「周勃」と呼び捨てしていました。 陳平も「子房」と呼び捨て。いつもは敬称ついてるのに^^
最後の方で、陳平が「もう1つ策があります」と言っていましたが、何の事か分かりませんでした; 来週出てくるのかな??

(メモ)
※劉邦:「我真都知道」(俺はちゃんと全部知っている)
※劉邦:「我hai 要lou(3)着別的女人」(?) lou=抱く、抱きしめる、ひと抱え

※呂雉:「你真的不会遺棄為妻」遺棄(yi qi 2 4)=遺棄する、見捨てる(あなたは本当に私を捨てたりしない?) ←T_T
※劉邦:「這xie都是我的真心話」(これは全部俺の本心からの言葉だ) ←T_T

※項羽:「我一点児胃口都没有」(私は少しも食欲がないのだ) 胃口=食欲、胃の具合、好み、嗜好
※虞姫:「平坦的生活是最幸福的」(平坦な生活が一番幸せなのよ)

※侯公(hou gong 2 1) ※固陵(gu ling 4 2)   ※彭越(peng yue2 4)
※帳里(zhang 4)休息=天幕で休む ※jian(3)=拾う


大漢風 42話「十面埋伏の計」 [大漢風感想(41~50話)]

≪#42 十面埋伏の計≫日本 本放送 2007/7/22

↓昨年7月の私の状況 笑 
今、携帯の待受画面が大漢風の劉と張で(サブ画面も張良の笑顔☆)、通勤中は司馬先生の「項劉」下を読んでいて、
家ではもちろん大漢風のDVDを見てて、楚漢どっぷりな毎日です(幸~)^^;

(感想)

■韓信夫婦
なんか、庶民の気持ちの分からない、お金持ちの嫌~な夫婦って感じでしたね;笑
月姫の件は、「やっぱり遅すぎるよ、韓信~~!」 …それとも今までは、忙しすぎたの??
そして、何故そこにいる、月姫!笑

■君児が
こんな結果になるとは思いもよらず、少し泣けましたT_T

劉邦よりも君児の方が、側にいる子供を通して、劉邦の事を思い出す事が多かったのではと思うとよけいに悲しい。
この人も、乱世に生まれていなかったら、元気な女の子として楽しく暮らしていけてたんでしょうね;;

君児が子供を手放したのをどうして呂雉が知っていたのかが謎。劉邦身辺か楚軍にスパイを放ってるんですか??^^;
しかし、審食其は呂雉のいう事なら何でも聞くんですね! ある意味、一途な純愛??;

■項羽のぼこぼこ場面は
かなり驚きました! 全50話中、一番ショックだったかもしれません。
劉邦の10の罪(先週の感想参照;笑)よりもショック。劉邦の嫌な場面は、脚本のせいさ~と思えますが(ひいきしすぎ?^^;)、
ここの場面は、ほんとうに脚本ひどい~と思いました。
司馬先生版の項羽が基本だから、部下にはとびきり優しい人だと思ってるんですよT_T

あんな目にあっても、りりしく諌める鐘離眛と季布はカッコよかったですが…。 うーむむ。

■今週の素敵な張良☆☆☆
・樊噲を元気付ける張良 優しい~~♪(樊噲も可愛い~~)
・韓信の十面埋伏の策を聞き、思わず立ち上がって(笑顔で)、韓信に近寄る張良。きゃ~~
私は、こういう風に思わず動く事もない、落ち着いた人だと思っています。やっぱりこの張良は熱い人だ^^♪
韓信に対しても、可愛い教え子、いや、なんでしょう、可愛がってる親戚の子? とにかく誇りに思っている感じでしたね^^

・同じく、外で
十面埋伏の策を話す韓信の隣ですごくにこにこしている張良 きゃ~~~
(こういう場面で嬉しそうなのは、やっぱり謀士なんだなあと改めて思ったりも;)

■今週は、劉邦へのきゃ~は
そんなになかったです^^;
君児にちらっと優しかったのは嬉しかったですが…。

しかし、小汚かった1話と比べるとほんとに立派に、王らしくなったなあ~と思います。
(劉ファンなので;笑)(細かい至らない所は色々とありますが^^;)
(が、少し切れやすくなってる気もして、怖いです; 既に晩年に向けて変貌中?;;)

戚姫はなんかわがまま言ってましたね~。劉邦に特別に愛された人なので、特別な所があったのではと思っていますが、
こういうわがままも男性にとっては可愛いものなんでしょうか? 今回は劉邦に怒られてましたけどね^^;

■いつもの細かいつっこみ
・君児が来た時に門番をしていた兵士Aは、漢中で韓信に怒ってた兵だと思います;笑
この時の審食其の内緒話の手の動きがちょっと嫌;
・韓信がさっそく「斉王」と呼ばれ、自分でも「本王」と言っている。おおお!

・韓信、あの白甲冑でしたね!
・呂雉が帰ってきてから、薄姫がぱたりと出なくなった! 
脚本と女優さんのスケジュールの都合かもしれないが、もしや伏線?; ぎゃ~~

・韓信を股くぐりさせた人に似た俳優さんが、アンディラウの映画「墨攻」に出ていて、調べたけど同一人物かどうか分からなかった^^;

(メモ)

呂雉:「除了我以外誰也見不着」(私以外の誰にも会うことはできないわよ)←怖;
劉邦:「可以右眼皮老是跳(tiao 4)」(右まぶたがぴくぴくする時はいつも…) 眼皮=まぶた 跳=(まぶたが)ぴくぴくする
君児:「我終yu 見到你了」(やっとあなたに会えたわ)
君児:「放他們一馬」(彼らを逃がしてやって ?)

張良:「故而…」(それゆえに、だから)=故此、故尓 書面語
張良:「三路大軍挟撃(jia ji 1 1)」(3つの大軍で挟み撃ちにする ?)

※戚姫(qi ji)  ※ ji(2) 戟(ji 3)郎中(lang zhong 2 1)
※犠牲(xi sheng 1 1)   ※nie(4) 種=わざわいの元。年配者ができの悪い子や孫をののしる言い方。
(呂雉が君児の子供をこう言ってました;)


大漢風 43話「四面楚歌」 [大漢風感想(41~50話)]

11369710.jpg ≪#43 四面楚歌≫ 日本 本放送 2007/7/29
ほぼ半年前の、本放送時に書いた感想ですが、
何を書いたかすっかり忘れていて驚きました(あほすぎ?笑;)
しかもアホな事ばっかり書いてますね; すいません;

↓拍手のお礼の続きなので、
半端な始まり方ですが この43話はなんといっても張良の笛ぴろ~です!!!!!!

(感想)
■その笛ぴろ~~
吹き始めまでのくるっっ、すちゃっっな、きまってるポーズにもうっとり~ですが、
何よりも豪華すぎる着物にびっくり&大笑^^ 

笛吹いてる時だけこの着物でしたよね! 後で登場した時にはいつもの着物に戻っていたし。
これにはなにか深い訳が!^^; 一番の見せ場(?)だから?? 我々ファンへのサービス?笑;
(つーか、中国にも張良ファンはいるのか?!)

普段はシックで地味な着物ばかりだけど、実はいっぱい豪華なのを隠し持ってるんだろうか?笑
財産持ちですものね~~(←ですよね。実家の財産手放してないですよね 笑;)

■その前の丘の上の劉、張、陳のスリーショットも
きゃ~きゃ~でした! 張良の笑顔も素敵☆☆☆
項羽は王でありながら、自ら軍を率いて戦っていて、
劉邦は韓信達に任せて遠くから見ていて対照的だなあとも思いました。

■項羽と虞姫
別の中国ドラマでも、この段階で項羽が一旦虞姫を自分の許から引き離そうとしてましたT_T
そして、それを拒む虞姫…。これがまた泣けるんですよね~~。

キスシーンにはちょっと驚きました^^; 
日本人の友人曰く、中国ドラマのキスシーンは、がばっ、ぶちゅ~~ってのが多いそうです 笑; 
一昔前の中国ドラマにはこういうラブシーンもなかったのではないでしょうか?(正確に調べたわけではないですが^^;)

■そして、その後に映る勝利に大騒ぎしてる漢軍は
悪い奴らやな~~、項羽達はこんなにえらい目にあってるんやで~~と思ってしまいました;
(漢びいきのわたしでさえ…)。
楚軍側が大勝しても、こういう場面は描かれていなかったからよけいにそう思うのでしょうか??

■劉邦に褒められた韓信が、漢軍皆の手柄だと言う場面
ここも好きです~~。韓信が謙虚なのは、珍しいですね 笑; 
漢軍の皆が順々に映っていく所もいい☆ 盧綰の笑顔が一番可愛いです^^

■そのすぐ後、張良が献策する場面がまたいいんですよね~~。
四面楚歌の計は、以前友達が陳平の策ではないかと言っていたのですが、
私も最近そう思うようになってきました。
心理作戦だから、陳平の得意技ではなかろうかと…。

お酒を飲むのを後回しにされて、「この一杯だけは飲もう」という劉邦もいい☆☆

劉邦はこの後の、外での四面楚歌前の姿もカッコよかったです^^♪ 
最初の歌にも使われてる場面です。
もう、最初の頃のいい加減で、ひょーひょーとした男の表情じゃないですよね。
どっちの劉邦も好きですが、できればいい加減な人でいさせたい気もします…;;

四面楚歌に対する項羽の対抗策も、オリジナルの名場面だと思います。
これで楚軍の皆に分かるのか?とつっこみましたけど 笑;

■月姫と韓信
やっとやっと会えましたね~~。
あの股くぐらせおやじが、こんな所で役立つとは! 
だから先週のエピソードをあそこに持ってきたんですね~。

君姫(韓信の奥さん。こんな名前だったのか。君児とだぶり?)は
何か強烈ないやみを言っていたんですよね!いい人だと思っていたのに。
(私はこの辺り、ちゃんと訳せてないんですよ;笑)

君姫がいる前で月姫のおでこにちゅーする韓信もよくないと思いました; 
初期の劉邦もですが、奥さんいっぱい持つんだったらもっともっと細かく気を遣ってやれぃ!
(↑えらそう;わしが同じ立場になっても(なることはなかろうが;笑)同じように失敗しそうです^^;)

股くぐらせおやじの「漢王はわしに褒美をくれないから、わしは自分で自分に褒美をやるんじゃ」
(訳は、自分で自分を褒めとくんじゃ、でした?)の台詞もめちゃめちゃ気に入ってます。
最近、私も仕事とかで、自分で自分を褒める様にしています^^; 
褒美は、時々ケーキ買って帰って食べたり 笑;
まま、会社の人は褒めてはくれませんが、友人が時々褒めてくれるんですけどね^^☆

■楚軍のみんな
ぼろぼろになってる様子を丁寧に描いているので感情移入してしまいましたT_T
普段は全員そろって登場することはあまりなかったのですが、この段階では、勢ぞろいでしたね。

(メモ)
※股くぐらせおやじ:「今日得勝、老子也有功。漢王不賞老子、老子自個児賞自個児」
(今日勝ったのは、わしにも功がある。
漢王はわしに褒美をくれないから、わしは自分で自分に褒美をやる)

賞=shang(3)=賞を与える、ほうびを与える、鑑賞する、めでる、評価する、たたえる

※兵A :「這me 多人投了漢軍」(こんなに多くの人が漢軍に投降したのか)
※兵A :「na(3)来的歌声」(どこから聞こえてる歌なんだ)
※項羽:「不許chang」(歌わせるな) 許(xu 3)=許す、許可する

※劉邦:「親家公」(qing jia gong 4 軽1)息子または娘のしゅうと。親家=子女の結婚によってできた親同士の親戚関係。
親=qin (1) もあり。

※帳営(zhang ying 4 2) 営=兵営、営所


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大漢風 44話「覇王別姫」 [大漢風感想(41~50話)]


#44 覇王別姫 日本 本放送2007/8/5

(44話の感想)
■今週も張良チェック☆☆☆
冒頭での座っている張良の着物の裾がきっちり伸ばされているのや、
久しぶりの黒系の着物での登場に釘付け^^♪

着物は撮影の順番がばらばらだから替わるのでしょうか? 
それとも洗濯か繕いをしてるから?笑

■劉邦の外見
髪形も変わりました! 以前の半分ばらっと落ちている髪形もすごく好きでした。
ならず者ぽくって(笑)。
着物もめちゃ豪華なのに替わっていました!
私はあんまり豪華すぎるのは、好きじゃないんですよ。ある程度質素な方が
漢代らしいと思うのですが。
でも、王や皇帝は、こういうきらきらした着物を着ていたんでしょうか?

■劉邦の中身
やっぱり切れやすくなってますよね~~; 険しい顔ばかりしているし。
1話等で沛県ファミリーの皆とだらだら過ごしている時の方がずっと幸せそうでした;;
(やっぱり幸せは、お金や地位じゃないんですかね~ うーむ;)

劉邦怒りまくっているのに、やたら落ち着いて笑っている張良と陳平にも笑いました;

■項伯の投降
が、ちゃんと描かれるのも50話あるドラマならではですね~。
項伯の懇願中、黙ってじっと劉邦を見る張良もすごくいいです! 
項羽を生かせておくなと訴えているのかと思いましたが、項伯の願いを聞いて欲しい
優しい表情にも見えました。
語らないので真相は分かりませんが…。

■月姫
やっぱり去っていってしまったか;;
つーか、女性の足ではそんなに遠くへは行けないのでは; 諦めずに追いかけろよ、韓信!!
私が言うのも何ですが、ほんとに好きなら離れちゃ駄目ですよ、月姫。両思いなんだしさ~T_T
(愛情ゆえ?プライドゆえに離れちゃったの? …わからん;;)

■項羽と虞姫
有名な四面楚歌の場面は、このドラマらしさ、項羽らしさが出ていてよかったです。
もう一度結婚式をしようという虞姫にもほろりとしましたT_T
(あの飾りつけは虞姫が一人でしたの?笑;)

虞姫の踊りも、全般的な色使いもすごく綺麗でしたね。
(TVドラマぽい、ちゃちい作りの場面も多々ありますが 笑;、
この場面は映画でも通用する美しさだと思います)

■項羽の決断時、いつも虞姫の意見に左右されていた
私は、虞姫は司馬先生版の様に
「生殖する以外に人として何の機能も禁じられている」(下巻P319)人だと思っていました…;
実際のところ、この時代の女性は、男性に対して意見を言ったりしたのでしょうか?
このドラマでは、呂雉も劉邦にずばずば言っていますよね。

■虞姫の気持ちT_T
どうして死を選んだのか、もっと詳しく気持ちを描いて欲しかったです。
(私が読み取れてないのでしょうか?;)
台詞から読み取ると、項羽の覇業の邪魔をしたり、
項羽が苦しんでるのを見るに見かねて死を選んだの??
今後項羽の足手まといになるとか、
項羽の死後他の男性に触れられたくないとか(司馬先生版)、他にも理由があったのでは。

以前はここで死を選ぶ虞姫に感動していましたが、
今は一人になっても生き続けて欲しいと思うようになりました;;

■道、嘘を教えたおじさん
項羽を恨んでいるおじさんでしたね! ひ~~。
私も項羽は好きですが、虐殺だけがひっかかっています
(まま、劉邦も張良も指揮官として大勢の人の命を奪っているのだと思います…)

項羽の新安の穴埋め虐殺も事実なのか疑う事もあるのですが…。
ほんとうに項羽はこんな風に民から恨みをかっていたのでしょうか?

■お墓の前での楚軍ファイブ
もすごくカッコよかったです!
途中すっぽり出番がなかったけど、項荘やっぱり男前~~!
虞子期とちょっと顔かぶってますけどね(←す、すいません;)

項荘は、髪の毛を下ろしている方が素敵ですね^^♪
項羽もずっと髪を束ねていましたが、意外と短かったんですね。

鐘離眛と季布が途中ではぐれたのもビックリ!

(メモ)
※虞姫:「我阻你不殺呂雉」(私があなたを阻んだから呂雉を殺せなかったのね)
※項羽:「相公」(xiang gong 4 軽) 夫に対する敬称  
※虞姫:「娘子」(niang zi 2 軽) 妻、女房 「娘子」韓信も月姫をこう呼んでいました

※項羽:「既然天不助我、只要有你在我的身辺」
(天が私を助けないからには、そなたが側にいてくれさえすればよい) ←T_T

※劉邦:「両位可来了」(お2人、やっと来たか) ←張良と陳平が来たのです^^♪
※劉邦:「又譲給他逃了」(また項羽を逃がした!) 譲~給+動詞=給を加えなくても意味は同じ(前にも出てきたな~。忘れてた;)

※項羽:「少廃(fei 4)話」(よけいな口を聞くな)廃話=よけいな話、むだ話

※厚愛(hou ai 4 4)辞書のってない;  ※補償(bu chang 3 2)=補償する、償う、埋め合わせる


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大漢風 45話「覇王項羽の最期」 [大漢風感想(41~50話)]


(45話の感想) 日本 本放送 2007/8/12

■項羽達の最期
すごくリアルで、直視できず、
何回も見る事ができなかったです(他の回は放送の日まで何度もDVDを見ているのですが)

作り手の方々は、よくここまで描いたなあと感心もしています。
綺麗にさらっと描くこともできただろうに。
まま、これ以外にも所々に残酷な場面の入ったドラマではありましたが・・・。

項羽の死と同時に天気が荒れたのは、軍神の死で、
天も悲しんでいるのだと表現したかったのでしょうか…。

■項羽と項荘の場面
ここが一番じーんとしました。

これまで2人だけの場面はあまりなかったと記憶していますが、
作り手側は、描いていない場面を私達に想像させたかったのかなと思いました…。
江東を出発する希望に満ちた2人や、戦さのない時に仲良く語り合っている2人や…T_T
(出発した時って、秦兵から虞姫を助けて、どさくさで出発したんでしたっけ? 
項伯達と一緒に?また改めて見直してみます・・・)

■劉邦が悲しむ場面
劉ファンなのでしんみり感動してしまいましたT_T
ファンじゃない人は、あんなに項羽を殺したがっていたのに、
何、勝手な事言ってるんだと思ったかも^^;
私もちょっとは思った;笑

でもこういう複雑な気持ちを持ち合わせているのが劉邦なんですよね。
人間らしくてやっぱり好きです☆

勝ち続けている時には大喜びしていた漢軍の皆も、神妙で、悲しそうな、
複雑そうな表情でしたね…。

■韓信と張良の場面
いいですな~~。く~~。2人ともいつもより男前に見えましたし。
張良は劉邦をべた褒めでしたが、心底そう思ってるのかな~と気になりました;

張良の咳払いもめちゃめちゃ好きです(照れ屋さんなの?おちゃめさんなの?
なんで声掛けないの?^^)

それに、すぐ張良だと分かる韓信も韓信だ!笑 (2人は友人同士なんですかね♪♪♪)

張良の仕草では、咳払い以外にも、
着物を両手でひっぱる癖と、謙遜した時に手を前に出す癖と、
話を聞くときに少し首をかしげる(回す?)癖がつぼ~~ 
この45話では4つ全部出てきました! きゃ~~>_<
(つーかこれは癖なの?^^ 俳優の沈さんの演技の細やかさ、沈さん自身の癖?)

今、以前書いた、大阪の上海新天地で買った新DVDをPCでみているのですが、
TVの画面で見ていた時よりも近くで
張良の目じりの横の皺まで、じ~っっと見ています 笑;
(あの皺がまたいいんですわ~~^^ 優しそうで)

■張良と陳平の会話場面
なんだか今回、張良の出番が多かったですね(幸せ~~★)
そして、こうやって色々な人との会話場面が出てくる張良は、
劉邦より主役みたいですね 笑; (陰の主役、キーパーソン?)

張良の出したたとえ話は、ちょっとひっかかりました;
いや、頭脳を売りにしている陳平にその話は…と思って。
この少し前に、室内で韓信が近づいた時に話している張良と陳平もよかったです♪

このドラマでは陳平よりも張良の方が年上で、
陳平も「先生」と呼んで、目上の、優秀な人として尊敬(崇拝?)している感じですね。
個人的には、2人は対等でいて欲しいなあと思っています。年齢に関係なく…。

劉邦と張良の関係も対等であって欲しいんですよ。
他のドラマでは、劉邦が「先生」と呼んで距離を置いている感じがしました。
このドラマでは2人は友人同士って感じで嬉しいです♪

■劉邦と戚姫のリンゴ?のシーン
劉邦ばかだ~~~~! バカップル!(←死語?) 何回見ても笑える; 
盧綰も可哀想ですよねT_T
いや~んな声を出す戚姫は同性としてあまり好感もてません;笑 
自分にはできない芸当だから、羨ましいですが^^;
戚姫は、美人というより、エロフェロモン系の女性ですかね~笑

そうそう、2人が履いていた白い靴下は可愛かったです♪ 
確か、馬王堆漢墓からも手袋や靴下が出てきていたはず。皆も履いてたんでしょうか^^

■呂雉と審食其
最近私は2人を、「リョッチー、シンちゃん」と呼んでいます 笑;
なんだかシンちゃん、やらしかったですね~~。でも好きです、シンちゃん♪

呂雉がシンちゃんにする痛~い場面にはビックリ。
やり返さないシンちゃんは下僕(下僕言うな!)だからですか?笑;

・・・呂雉には、数々の恐ろしい場面がありましたが、今の所、
この場面と劉肥への場面が一番怖かったです;
(一番ひどいのは、虞姫の子供事件だと思っています・・・)

■へこむ韓信
ナイーブな男、韓信…。
そして、登場当初から今まで一貫して、おとなしく真面目で暗い;人ですよね。
張良や陳平、蕭何さんには明るい表情の印象があるのに…。
劉ファミリーの皆はもちろん明るいし。
韓信は庶民出身で色々苦労もしてるから、打たれ強くて、
開き直った明るい人だったのではと思っていました;

陳平との関係についての発言も気になりました。
このドラマの陳平は穏やかでいい人そうですが、なかなかしたたか??

■張良の服
今回、以前の黒いのと、紫の入った着物を交互に着ていたので、
やっぱり洗濯してるのかなあ、2着しかないのかなあと妄想;^^
(物語クライマックスなのに、しょうもない事を気にするな!;笑)
(ちなみに陳平はずっと同じ着物 笑)

つーか、洗濯してくれる部下はいるんでしょうか!! この物語では奥さんはいなさそうだし!!
張良が自分で洗濯してたらどうしよう!! きゃ~~
私が替わりに洗濯しますから~~
(と思う張良ファンは私以外にも、たくさんいそうですね 笑;)
(拍手メッセージ下さる方、ほぼ全員張良ファンなので驚き&幸せ一杯です~~!
ほんと張良ファン、多いですよね★)

(メモ)
※項羽:「天要亡我項羽」(天が私項羽を滅ぼすのだ) 亡(wang 2)

※劉邦:「你們没人敢回答我、譲我zen me 相信彼死了ma?」
(お前達が俺に答えられないのに、どうして項羽が死んだと信じさせられる?)

※張良:「更能使天下太平」(項羽より劉邦の方が)(より天下を平和にできる?) 使=~に~させる、~をして~せしめる
※劉邦:「你們可明白本王的用心」(?) 用心=気をつける、心をこめる、了見、意図、下心

※孤独(gu du 1 2)  ※men(4) men 不楽=うつうつとして楽しまない、憂鬱である、
機嫌が悪い ※消息(xiao xi)


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大漢風46話 「漢王即位」 [大漢風感想(41~50話)]

↓46話感想、張良隠退への文句ばかりですな~;笑 すいません^^;
現在、全50話中、一番好きな場面は、この蕭何さんとの対話場面かもしれない。
張良のさりげない優しさと、それをちゃんと受け止めた蕭何さんが ああああT_T

(46話 感想) 日本 本放送 2007/7/19
■張良の隠退!!!!!!
この場面は何度見てもひたすら動揺・つっこみ ^^;

↓以下取り乱してますが;笑
張良様~~、そんなに国の民の事や、蕭何さんの事が気になるのなら隠退せずに、
皆の側にい続けてあげてよ~~!うおおおお~~!!
しかも、張良様~、病気がちって嘘やろ~~!
(だってこのドラマの張良はがっしりマッチョで丈夫そうだもん!笑 )
(中国のドラマには、張良が病気してる場面や病弱設定がないのは何故??)

劉邦ももっと止めてくれぃ~~! あっさり許しすぎ! もっとごねて!ごねてよ~~!! 笑;

(劉邦の提案、「国で一番の医者を呼んでやるから宮中で病気を治せ」は嬉しかったです)
(私も劉邦がこういう引き止め方をしたのではと以前から思っていました!)

(呂雉が張良の援護をしたのは何故??力のある家臣が減るのはいい事だから?
張良に好意あり?←ぎゃっ!!)

■ 三千戸の留侯
私のお気に入りのサイトの方が、まだ日本での放送前にDVDをご覧になり、
自分から「三千戸の留侯にしてくれ」と頼む張良は態度でかいとお書きになられていて笑いました^^☆
確かに自ら三千って数字を言うと自信過剰に聞こえる??

史記どおりの、「陛下と初めて出会った留の地を頂ければ充分です。
三万戸などとんでもありません」の方が謙虚で張良らしいかな??
この台詞大好きなので、入れて欲しかったな~~>_<

少し前の、「陛下とお会いできたのは、天が私に陛下をお授けになったのです」って
台詞も入れて欲しかった~~!

■蕭何さんと張良様の場面☆☆☆
めちゃめちゃ好きです~~。蕭何さんいつの間にこっちに来てたの!!
張良の部屋(?)にも興味津々^^

隠居前に2人だけで会話したのは蕭何さんだけなので、
ほんまに心配してるのは蕭何さんだけ?とか邪推しちゃいました;笑 
ほんまの友人は蕭何さんだけなのとも??
劉邦は? 劉邦の事は心配じゃないの?? 韓信の事は?^^;

■張良の隠居への愚痴2(まだ続く^^;)
しかも蕭何さんの前では、隠居してすっきりって感じで嫌~~~!!
晴れ晴れした顔、うっとり幸せそうな顔しちゃって~~
(張ファンの皆さん、文句てんこ盛りですいません;)

(でもほんと平和にのんびりひっそり暮らすのが夢でもあったんでしょうね・・・。
それは分かる気が・・・。私もそういう願望あるし。
ある程度のお金があれば必要以上に働きたくないんですよ;笑)

(前の会社で同僚達に聞くと、残業沢山して
沢山お金ある方がいいって人の方が多かったです^^)

■張良の隠退は正しい?(まだまだ続く^^)
以前楚漢ファンの方に、
「あんなときに隠退するなんて勝手。自分が可愛いだけ!」と言われた事がT_T 
この張良はまさにそのもの??;

この隠居騒動は、張良の人生の中で一番考えさせられるんですよ。
私は、張良はほんとに体が弱っていたのでは(もしかして心も?)という所で納得しています。

そういえば、ここですぱっと隠退する張良について、中国での評価は高いとか。
日本の楚漢ファンが厳しい見方をするのは国民性の違いなんでしょうか??
日本人は、責任感があって、自分のためじゃなく周りの為に生きている国民なのかな・・・?
(は;。これ、中国への悪口になりますね。すいません;^^)

■張良「劉邦の周りの人間に気をつけろ」って! 
だ、誰の事!!? ぎゃ~~。
司馬先生版の張良も「なみはずれてこの種の事が見える男」(下巻P 305)でしたよね・・・。むむむ^^

■劉邦が皇帝になった!!♪T_T
初登場1話で、咸陽で労役させられていた姿と比べると、立派で立派で感動!T_T
ごろつきっぽさを残しつつ堂々たる皇帝姿を演じてらっしゃる俳優の肖さんにも感心しきりです!

盧綰は複雑な表情?? いつも笑顔だったのに・・・。
一番嬉しそうな顔をしていたのは張良でしたね^_^
張良は1話では、始皇帝を倒すために放浪中ですごく険しい顔でした。

劉邦を助けて天下を取らせて、今はすごくいい表情、幸せそうですよね。ふふふふふ~^^
やっぱり一番幸せなのはさっさと引き際を決めた張良なのかな??
は~、隠居も許すべきなのか~~;笑;(何様じゃ~~!!)笑

■呂雉が早速単独で宴会(?)を!
なんで劉邦抜きなの?? 劉邦公認なんでしょうか?
気まずそうな皆が、何とも言えませんね~~;

■陳平のひげ!!
46話、二番目の衝撃 笑;(一番は張良の隠退) 
ちらっとしか登場しませんでしたが、気がつきました?!
ひげ姿の方が男前に見えました! 皆さんはどうですか??^^ 
周勃もひげありになってました!♪

■季布と鐘離眛のその後
ちゃんと描いてくれて嬉しかったです!
季布は朱家親子(2人ともいい感じでした)の所に行く前にも、別の家で匿われていました。
また史記列伝チェックしてみて下さい♪ 
こっちにも坊主頭エピソード出てきます。
このドラマの季布は坊主頭も似合ってましたね~。

■元気の無い韓信
やっぱり可愛いくて好きだなあと改めて思いました・・・^^; 
「私は意気地がないと思うか?」と君姫に聞くところが可愛い~~。 
張良の様にすっぱり隠居もできず、ますます悩む??
君姫も脇役かと思っていたら、意外にたくさん登場しますね!

■最後の宮中の場面
叔孫通、かっこよかったです!! 勇気ありますよね~~。
劉邦も以前より切れやすくなってますが、ちゃんと話を受け入れてくれて一安心。

皇帝になっても行儀が悪い劉邦にもきゃ~~。足、机に揚げてる~~!!
トイレに行ってる!! きゃ~~。笑
前にも書きましたが、自分の周りにこんな行儀の悪い(女癖も悪い;)人がいたら、
絶対嫌だと思うのですが、
劉邦はなんでこんなに可愛く素敵に思うんでしょうか?;^^

■有名な漢の三傑褒め褒め場面(最終的には自分を褒め褒め)は、
私は、近頃、劉邦は皆の前で特定の人を褒めなかったのではと思うようになりました。
これは司馬遷が勝手に作ったエピソードなのではと^^;

単に私が特定の部下だけを褒める・可愛がる、偏愛な社長や上司は嫌だなあと思い、
劉邦にはそうして欲しくないと思ったのです;
聞かされる三傑以外の人達も、あまりいい気がしないと思うし…。
ままこの時期の劉邦は、得意になっていて、
こういう事もうっかり言ってしまう人だったかもしれません;

(メモ)
※韓信:「你覚得我wo nang(1 2)ma?」(あなたは私に意気地がないと思うか?)

※呂雉:「漢王你還是成全他的」(漢王、やはり張良殿の希望を聞いておあげなさい)
※劉邦:「我会給你捜全国最好的大夫」(俺があなたに国中で一番いい医者を探してきてやる)←T_T

※張良:「只是張某慣yu 雲遊。極不適合宮中生活」(ただ私は放浪に慣れており、
宮中の生活は極めて合っていない)←そうかな~;^^

雲遊(22)=(諸国を)放浪する、行脚する。 適合(shi he 4 2)=適合する、ちょうど合う、ふさわしい 
極不+2文字の形容詞=きわめて~だ

※張良:「你的個性弄不好会要吃kui(1)ya」(蕭何に)
(あなたの性格では悪くするといっぱい食わされるかもしれない ?) ←ひ~

※流mang(2)wo(1)=ごろつきの巣窟←ぷぷ ※本宮=呂雉が自分の事を。劉邦は「本王」→「朕」
※Bang(3)yang(4)=手本、見本


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大漢風47話 「韓信の屈辱」 [大漢風感想(41~50話)]

曹姫2.JPG
↑曹姫。有名な女優さんらしい★ 大好きです^^

再放送の方もそろそろ終盤に近づいてきましたね(しみじみ;;)

土曜日、大阪の上海新天地(中華ショッピングモール。中国人いっぱい)
に行くと
横山先生の「項劉」が、1冊100円で安売りされていたので、
持ってなかった巻を買ってきました♪ 今、通勤中に読んでます。

劉邦と張良が出会う所好きです。勉強教えてもらってる♪♪
この劉邦って性格いいですよね。お下品じゃないし。大漢風のと大違い 笑

近くの大型書店にも寄って、徳間文庫の「史記小事典」も買いました。
ぎゃ~~~めちゃ役立つ~~!! 
人名事典も載ってるから呂産て呂雉の何だっけ?と調べると
すぐ分かる!!!^^;

その後、またまた友達と羊肉串(シシカバブ)食べに行きました。
(こっちの店も中国人だらけ) 水餃子もめちゃめちゃ上手かった~~。 
・・・懐王ごめんね 笑


(47話感想) 日本 本放送 2007/7/26

■劉邦と戚姫
可愛いカップルで好きなんですけどね~~;笑
劉邦が「あれ?まだ赤ちゃん動いてないぞ。」と、ぼけるシーンも大好きだし。

私は昔から劉&戚カップルに憧れていたので、このドラマの項&虞みたいな
素敵なシーンも見たかったです。

■立ち聞きする呂雉たち
何回見てもおかしいです^O^
一緒にいたのは、曹姫と薄姫ですよね? 
曹姫だけ地味な着物を着ていましたね~。久しぶりの登場なのに
(こういう所も控えめにして呂雉にアピール?単に衣装が間に合わず?)

呂雉と曹姫は、昔はあんなに仲が悪かったのに、呂雉派に加わってて驚き!
この辺りの曹姫の気持ちの動きも、時間があればもっと描いて欲しかった~~;
ところで曹姫の息子の劉肥はどこへ??^^

中国楚漢ドラマを見て驚いたのが、劉邦の妻達の接触が多い事。
後宮でもほとんど顔を合わせていないのかと思ってました
(日本の時代劇や、漫画「あさきゆめみし」の影響で 笑)
こういう風に接触があるからこそ、後々の事件;に繋がっていったのでしょうか? うーむ;

■続く呂雉と審食其の場面
これも笑いました^^ なんですか、あれは~。 わははは~~~
しかも審食其もいい服着せてもらってないですよね! ずっと貧乏くさい;笑
呂雉、新しいのを買ってやれよ!!^^;

■劉邦と呂雉
あんまり訳せてないんですが; なんか2人の関係も相変わらず複雑ですな~~;

■張良様が~~~!!!!
あ、あれは道士になってるんですか? ビックリ仰天でした!!
道服が似合ってて、可愛い~~! でも、あの時代に道士っていたんでしょうか??

道教って後漢の五斗米道から始まったのでは?? 分からん~~;
(今も、中国の道教のお寺に行くと道士に会えます♪ 
私は西安で、若い道士さんが、運動靴をはいて
(上は着物)近所に買出しにいってるのを見かけました^^)

張良が山の中で生活してるのを描いてくれて嬉しかったけど、危険じゃないのかなあ・・・。
楚軍の落ち武者や、盗賊はいないんですかね??
史記を読んでいると、張良は隠退しても長安に住んでいると思っていましたが
(劉邦がちょくちょく相談してたし)、実際はどうなんでしょうか??

劉邦と再会して嬉しそうな張良や、
立ったまま辺りに気を配っている樊噲もよかったです☆
(張良の家にも樊噲の様な強い人を配置して下さい~~;
ってこの張良は自分で戦えるんでしょうか?でかいしマッチョだし^^;)

劉と張の会話中、右後方に立っていた白い服の人にも注目あれ~~(後でまた出てきます!!)

あと細かいつっこみですが、あの川は張良が黄石公と出会った川だと思います。
単にロケ地が同じだっただけかもしれませんが、笑
張良が懐かしんであの近くに住んでいる設定なのかも。
(韓信がおばさんにご飯をもらったのも同じ川かも 笑)

■季布
許してもらえてよかったですね~! プライドを捨てて(?)生き抜こうとした姿には感動しました。

史記にも
「季布は自分の才能がまだ生かし切れていないので…
奴隷に身を落としても生きようとした…
一時の激情で自殺するのは勇気があるのではない…」
(←鐘離眛が聞くと悲しむだろうな…)と書かれていて、うーむと唸ってしまいました。

頭に布を巻いてる姿もカッコよかった!
許した劉邦の方は、優しさ1/3、尊敬1/3、
民衆への人気取りの為(季布は人気者だから)1/3なのかな~と思いました;

■鐘離眛と韓信
もう何と言ってよいのか…。2人ともうまく立ち回れない人だとは思いましたT_T

劉邦も韓信に対する気持ちが揺れ動いているんでしょうか??
本人を前にしたら悪い事をしたと思ってる??
(私にはこの辺の劉邦の気持ちが難しくて分かりません;)
(周りに示しがつかないから韓信を許すわけにはいかないの?)

韓信にせまる劉邦を蕭何さんが助けようとする場面は大好きです^^
それと牢にいた韓信が髪を下ろしているのにもきゃ~きゃ~。

■陳平と蕭何さん
宮中の場面、家臣の数が少なくていつもおかしいです^^;
(あんなもんだったんでしょうか?百官とかいうし、もっといたのかと。秦の時も思っていました^^)
右側が文官、左側が武官でしょうか?☆ 知らない人がたくさんいるんですが、
TV放送では名前が字幕に出ていました??

蕭何さんも久々に出番が多くて嬉しいです♪~ 陳平と2人、文官のトップですね。

(メモ)
※劉邦:「你有喜了」(赤ちゃんができたのか) 有喜=懐妊すること、おめでた

※呂雉:「na個戚姫不是個省油的燈」(あの戚姫はおとなしい奴ではない ?) 
省油燈=手間がかからない、おとなしい人物のたとえ、油の節約できるランプ

※曹姫:「当然是姐姐説什ma、就是什ma 了」(もちろんお姉さまがおっしゃる事には全て従いますわ ?)
※呂雉:「pa(2)進来」(審食其に)はって入っておいで) ←^^;

※戚姫:「都是皇上不在的時候偸偸(tou)的」(いつも皇帝がいない時にこそこそと会ってるのよ)
※劉邦:「総有一天自討苦吃」(呂雉に)いつか自ら苦労をすることになる) 

※背叛(bei pan 4 4)陛下=陛下に謀反する ※皇上寛容(kuan rong 1 4)
※改口(gai kou 3 3)=口調を変える、言葉を変える

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大漢風 48話 「女の戦い」 [大漢風感想(41~50話)]

918402_h.jpg
↑盧綰、劉邦、周勃、樊噲  甲冑つけてるから項梁軍参入後?
ちょっと懐かしいですね。 この頃の方が劉は幸せそうだったよ;;

(48話 新感想)
再度見直してて・・・、
張良が劉邦の懇願をさらっと断る場面で
改めて悲しくなりました; 笑
あんなに弱ってる劉邦を見ても平気なの?!
なんでや~~!! うぎゃ~~!!!(やかましい;)

自分も過去、転職してるのですが、
私がいなくなってもすぐに替わりの若い子が入って、
会社の男性陣はその方が喜んでいて 笑笑、

でもでも劉邦にとっては、張良の替わりはいないだろうに>_<
ううううううう;;

(48話 前のHPの感想) 日本 本放送 2007/9/2

■韓信をいじめる(?)樊噲達
この場面はビックリ仰天でした! ちょっと笑いもしましたが^^;
お姉ちゃん達といちゃいちゃしている皆も少しショック;笑
武官メンバーばかりなのもひっかかりました 笑。 

まま、蕭何さんはお姉ちゃんと遊ばなさそうだし 笑
陳平はもてるので恋人がたくさんいて飲み屋のお姉ちゃんと
遊ぶ必要がなさそうです(←友達の陳平像の影響^^) 

皆さんご存知かもしれませんが、史記では
韓信が樊噲の家を訪ねた時には、樊噲は送り迎えにひざまずき、
話す時にも「臣は」とへりくだって丁寧に応対しています。

家を出た韓信は「私も樊噲ごときと同じ仲間になってしまった
(王から侯に落とされた事かな?)」と自嘲の笑いを浮かべたそうです。
樊噲の態度、このドラマとは正反対ですね~^^;

踊ってる樊噲は可愛かったです☆☆ 
それと、この溶け込めない韓信の姿は、私の張良像と重なります。
このドラマの張良は周りにも馴染んでお酒も強かったですが・・・。

■月姫
意外な姿での登場でした!!
君姫もめちゃめちゃ可哀想でした。
子どもはすごく可愛かったですね~~。黙っておとなしくついていったのはおかしいと思いましたが;

■張良がやって来た!!☆☆☆
DVDを貸していた友達が教えてくれてビックリしたのですが
劉邦に座れと言われた張良は、1段低い場所に座ったんですよね~~!
その後、座らなかった隣の席を少し悲しそうに見る劉邦にもじーんと;;

もう2人の距離は(いや、張良の気持ちは)、
かつて側に座って同じ眼の高さで話した頃とは違うんでしょうね~T_T
友達が言うには一段下がった所に腰掛ける時の張良の表情には
恐れが見えるとか!!  おそらくそうなんでしょうね~~T_T

劉邦も、最初脈をみてあげようとした(んですかね?)
張良に遠慮したように見えました。
これまた、劉邦も自分の許から去っていっている張良に対して複雑な気持ちから?

ここで張良が献言した策はすごいと思いました
(他の策はさっぱり理解できないのもあるんですが^^;)

その後の川岸で鳥が飛んでいる場面もすごく綺麗で気に入っています。
周りにずらりと兵士が護衛しているのもリアルでいいですし。
再度張良に残るように頼む劉邦をさらりとかわす張良…T_T
(項梁や陳勝の要望を断った時と似ている)

これ以上強く求めないのは、
自分の要求よりも張良の意思を尊重した劉邦の
優しさなんだと思っています(ひいきしすぎ?^^; 笑)

■劉邦のお父ちゃん
もう出てきてくれないかと思っていました♪

この場面、史記では、劉邦が
「昔、父上は、わしがろくでなしで財を築けず、兄貴には及ばないと言ったが
今わしの築いた財産と兄貴の財産ではどちらが多いですかな?」
と言うんですよ^^;
(こんな事言ってたんですね父上!劉邦は悲しんだろうな~T_T
でも当時の劉邦もかなりの遊び人だった?;)
(劉邦もいやみ~~ 笑)

■太子問題
夏侯嬰がすごくカッコよかった!きゃ~~。

それから周昌も!
この人の事はドラマ「漢劉邦」を見るまでは知らなかったのです。

史記列伝の36巻にのってて、え~っと…(と本を見る^^)
滎陽の戦いで戦死した周苛のいとこです。どもり癖があって、人柄が剛直でよく直言もし、
蕭何さんや曹参も彼に遠慮し、劉邦も気兼ねしてたとか(すげ~)
司馬先生にもこの周昌を描いて欲しかったなあと思っています(項羽と劉邦5巻ぐらい続けて)。

最近列伝を読み返していたら、他にも、
「口がよく回る人が仕事ができる人ではない、徳があるわけではない」な話がのっていて
へ~~と感心してしまいました。
この時代は今とは違い、目に見えないものを大切にしたり(←星の王子様^^)、
認めていたのかもしれませんね^^

■呂雉VS戚姫
どんな恐ろしい女の戦いが描かれるのかと思っていたら、あの程度でしたね^^; よかったよかった。
あれなら、初期の曹姫VS呂雉の方がよっぽど怖かったです。

あの頃は時間をかけて丁寧に描いてあったしな~~
(あんな所に時間をかけてるから、後半の話数が足りなくなるんだろうな~。わはは^^;)

いっそう思い切って次回の楚漢ドラマ(あるのかな次回;)は
鴻門の会を1話にしたらどうだろう? そして楚漢の戦いとその後をたっぷり描いて欲しい~☆

■劉邦が悪い?
呂雉や戚姫が悩んでしまうのは、劉邦が悪いんだというのが楚漢ファンの間での定説。
私も昔は、
「劉邦~、一度世話しようと決めた女性達なんやから、片寄らずに
あっちもこっちもまんべんなく愛してやれよ~」と思っていました;笑

が、最近ふと考えるのですが・・・
もし今、自分が大金持ちで、囲っている男性が10人いたとして
(全員が私の収入のみで生活をし、私に愛してもらうのを毎日待っている 笑;)
果たして10人を平等に愛せるだろうかと!(←あほすぎ 笑)

いや、最初は日替わりで会うように努力しても、
そのうちに、気の合う、好きな人一人とだけ会うようになっていくのではないかと…。
よって劉邦の行動はごくごく普通なのではないかと。
まま自分が平等に愛する自信がないのなら大勢の男性を囲わないように
しなければとも思います;(なんじゃそりゃ~^^;)

■そんなこんなで結局は劉邦びいきなので 笑;
今回の様な、眠れない劉邦や弱ってる劉邦にはきゃ~~でした^^;
劉邦は元々庶民で何もないところから始めた人なのに、失うのが怖いものなんですね・・・。
いや、逆に庶民だったからこそ、今の生活や地位を失うのが怖いのでしょうか??

(メモ)
※韓信:「身体不適(shi 4)」(体の具合が悪い)
※劉邦:「老虎bi jing(4 4)是老虎」 (虎は結局は虎だ)←韓信の事 
bi jing=副詞 結局、つまり、さすがに。bi jingの前と後に同じ単語を使い強調を表す 

※張良:「疑人勿用、用人勿疑…終究自討苦吃a」(??)
※劉邦:「子房現如今只有你最了解朕的心事」
(張良だけが目下わしの気持ちを一番理解している)←T_T 現如今=口語、近頃、目下

※劉邦:「没人比我劉邦強」(誰もわしほど強くはない)
※劉邦:「当皇帝真他娘的過yin(3)」(皇帝になってほんとにくそったれ堪能したよ ?^^;)

皇帝になっても「他娘的」とののしり語を使っている劉邦;

※よう歯=yong(1)chi(3) ※推翻(tui fan 1 1)漢朝=漢朝を倒す ※匈奴=xiong nu (1 2)  
※fei(4)了太子(太子を廃する)

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大漢風 49話 「粛清と帰郷」 [大漢風感想(41~50話)]

風流2.jpg
↑張良出てないので代わりに写真を 笑 范増も懐かしい;;

(49話感想) 日本 本放送 2007/9/9

■韓信の謀反の事実が
はっきり分かりにくい(私が読み取れていない?)ので、なんだかすっきりしない感じです;

史記では、韓信は劉邦の留守に呂雉や皇太子を殺そうと計画し、長安に来ていたので、
これが本当なら処刑されてもしかたがないと思いますが;、
このドラマでは呂雉の陰謀によって騙されて長安に連れて来られた感じですよね。

韓信自身もあんなに怒っていたから、謀反起こそうと思っただけで
実行してなかったんですか??

史実もこういう風にはっきりしない感じだったような気もしますが・・・。
(まま、こういうすっきりしない感、真実が分かりにくいのも楚漢の魅力だと思います。
張良の隠居もその一つ^^;)

■蕭何さん~~T_T
このドラマでは韓信の謀反の事実がはっきりしないので、
蕭何さんの気持ちもよけいに揺れていたんでしょうか??
謀反が事実でも友人の韓信を騙して連れて来るのはつらかった??
蕭何さんの迷い苦しむ様子がなんとも言えませんでしたT_T

韓信を迎えに行った時に、切々と話した後に、髭のあたりに手を持っていく
しぐさもよかったです。

牢でも2人とも泣いていましたよねT_T 

韓信に謀反を起こす気がなかった事になってるからか、
思い切り蕭何さんを責めてるのがなんともまた悲しい;; 蕭何さん可哀想すぎ!
たとえ謀反が事実でも、友人なら騙して連れて来ずに、
韓信を逃がすべきなんでしょうか?うむ~~;

史記では呂雉と蕭何さん2人だけで相談して、
韓信を参内させて殺しました。このドラマは陳平が首謀者の様になってましたね~~!
後々の陳平の行動を見ると、ここで陳平が呂雉の味方をするのは
おかしいんじゃないかな~と思いましたが。

先週お気に入りのサイトさんが、
陳平のひげのカールが不自然だと書かれていたのに大うけしたので^^、
今週のシリアスな場面でもついつい陳ひげに目がいってしまいました;笑

韓信がこんな結果にならない為には
どこでどうしていたらよかったんだろうと考えていました・・・。
斉王になりたいと言った辺りから劉邦や家臣達の反感を買っていた?

あるいはその前に連勝して領地をどんどん広げて行った頃には既に?
韓信と劉邦の間のしこりは、軍隊奪われ事件の辺りからができていった?
張良みたいに王にならずに隠居して身を引いていたら長生きできたんでしょうか?T_T

蕭何さんは呂雉にあやまる(?)様に勧めていましたが、
果たしてそれで許してもらえたんでしょうかT_T
謝ろうとしない韓信は、友人の鐘離昧と似ていましたねT_T

■そういえば張良が隠居したのは
宮中のこういうどろどろを見たくなかったのも原因の一つなのかと思いました;
張良にはこうなる事が分かっていた??
しかし張良の登場がないと、かな~~~~り寂しいですね^^; 
出番が全くないのって初めてなのかな??

■劉邦の気持ち
またまた分かりにくいんだから^^;
とりあえず蕭何さんの助命の手紙を焼いてしまう姿がめちゃ怖かった!
(カッコよくもあったけど;^^)
(ここでは自分の地位をおびやかす韓信を、助けないほうがいいと思った?)

夜中に一人でたたずむ姿や、後々まで傷ついている様子を見ていると、
韓信の死を悲しんでいる様にも思える。
両方の気持ちを持っていてもおかしくないと思いますが。
でもやっぱり分かりにくい人やな~^^;(好きだけどよ~~笑;)

史記では劉邦は長安に戻るまで韓信の死を知らず、
彼の死を聞くと「喜んだり哀れんだりした」そうです。
やっぱり複雑な心境だったんですかね・・・。

■月姫
何故そこにいる!?笑
(このドラマ、こういうのが時々ある^^。最初の頃、虞姫を助けた項羽しかり)

陳きが叛乱を起こしていた場所(邯鄲)は淮陰に近かったんでしたっけ?
(←今、地図出してきて調べましたが遠いと思います;笑)

つー事はわざわざ旅して邯鄲まで行ったんでしょうか??
劉邦が韓信の子どもだと気がついたかどうかも気になりますね・・・。

■劉邦が急に老けた!
先週戚姫が「皇帝がお亡くなりになったら私達はどうなるの?」と訴える場面で、
私は、「この劉邦若々しいからまだまだ死なないよ~」とつっこみましたが;笑
急におじいちゃんになってしまいましたね~;
こうなると呂雉と年齢差(15歳差ぐらい?)のある設定がいきてくる気が。
彼女はまだまだ若くて陰謀・粛清やりまくれそう;

■陸賈の有名なエピソード
も描いてくれて嬉しかったです!
ところで陸賈ってこんなにもひげ黒々ぼーぼーでしたっけ?^^;
劉邦は今まで知識人を軽く見ていたと言っていましたが、
張良や蕭何さんの事は大事にしてたんじゃ? 
という事は単に好き嫌いがある人なだけ??^^;

■彭越も
謀反をおこしたどうか分かりにくかったです・・・。
劉邦は病気がち(?)で呂雉が主導権を握っていましたね。ううむ; 
起き上がって呂雉の提案を聞いた後、黙って横になる劉邦にT_T

ところでこういう残酷な事は本当に彼女がやっていたんでしょうか?
劉邦もやっていたのに呂雉のせいにされてる??

それと今までの登場の多さからいえば、
彭越よりも英布の最期をちゃんと描くべきなのではと思いました;
彭越のあの残酷な件を描いておきたいからかな??;

■劉肥~~☆☆
もう出てきてくれないかと思っていました。こんなに大きくなっちゃって~~。きゃ~~~。
相変わらずぽっちゃりしていましたね^^(可愛い~~) 
しかも成長しても、お父さんにもお母さんにも全く似ていない!笑; 
背の高さだけはお父さんと似てますかね? 

にこにこした優しそうな子に育っていて嬉しかったです。
もっとひねくれてもいい境遇なのに;;
曹姫も父不在の時間が多い中、一生懸命愛情込めて育てたんでしょうかね^^

■沛県に帰国☆
ここの場面は好きですね~~! 劉邦も久しぶりに嬉しそうでしたね^^

沛県の人々が、俳優さんじゃない普通の人でビックリ。
この人たちも役者さんなんでしょうか?(地元のエキストラなのかな?)

中国ドラマ・映画を見ているとその辺にいそうな普通のおじさん、おばさんが
登場して驚くことが多いです^^;

(メモ)
※呂雉:「你好好地想一想想好了告訴我」
(あなたはよく考えて考えがまとまったら私に言って)
※蕭何:「陛下已経懐疑(huai yi 2 2)你的忠心了
…更説你有密謀叛乱的跡象(yi xiang 4 4)了」
( 陛下はすでにあなたの忠心を疑っている
…更に言えばあなたに陰謀のきざしがあると)

※彭越:「我根本就不認識你」(わしはお前を全く知らないぞ)

※呂雉:「否則就像当日項羽把你放到蜀中一様」
(さもなくばかつて項羽があなたを蜀にとじこめた時と同じになります)

※呂雉:「皇上你覚得不妥(tuo3)ma?」
(皇帝、あなたは妥当ではないと思うのですか?)
妥=妥当である、適切ではない、(物事が)まとまる、片付く

※劉肥:「前面要到沛県了」(もうすぐ沛県ですよ)
 
※衆愛卿(zhong ai qing 4 4 1) 劉邦が臣下への呼びかける時 
懐王もよく使っていました
※dan you ( 1 1)=憂える、心配する 

※必留後患(?) ※陥害(xian hai 4 4)=(人を)陥れる 

(拍手)
3/22に拍手して下さった方、ありがとうございます^^♪



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大漢風 50話 「高祖崩御」 [大漢風感想(41~50話)]

ああああ、とうとう全ての再放送が終了してしまった;;

NHKだったら地上波に降りてきてくてくれたのになあ^^;
(いやいや、日テレさん、CS衛星さん、放映ほんとうにありがとうございました)
(楚漢はなんだかんだいって、ずっとマイナージャンルなので、笑;
夢の様な日々でしたT_T)


(50話感想) 日本 本放送 2007/9/16

■劉邦 沛県で
子どもと遊ぶ姿にはきゃ~~~☆ おじいさんの手をとって話す姿もすごくよかったです。
大風歌の場面もすごく綺麗でしたね。張良が「四面楚歌笛ぴろ~」時に
着ていた着物と色違いぽかった 笑;
隣でにこにこしている劉肥にもきゃ~でした☆

■劉邦 病床にて
沛県の場面から上手につないであるな~と思いました。
医者に怒る呂雉 それをとがめる優しい劉邦にもT_T

盧綰の事を聞く場面、蕭何さんも劉邦もすごくよかったですT_T
盧綰の事ももっと描いて欲しかったです。どんな気持ちでこうなってしまったのか。
戚姫・劉・盧のごたごたを描いてる時間を少しこっちに回してもいいのに。
…いや、あの場面も大好きでしたが^^;

締めくくりのモノトーンの場面もよかったです。 
最後劉邦の泣き顔でしめているのが何ともはや・・・。
悲しい人だったっていう事でしょうか?T_T

■呂雉に怒られる劉盈
中国楚漢ドラマでは定番のエピソードみたいです^^; 劉盈可哀想ですよね~~;
こんな日ぐらいはしゃがせてやってよ、呂雉・・・。

■呂雉と曹姫と薄姫と審食其の宴会(ピクニック?)
曹姫の服と髪形がめちゃゴージャスになってて驚いた。
前回登場時はやはり着物が間に合わなかっただけ?笑

史記を読んでいると、
曹姫・薄姫は、宮中から離れた所にいた(劉邦からの寵も受けてなかった?)ので
呂雉からの難を逃れたのだと思っていました。
よって、このドラマの設定は面白いな~と思いました。

審食其はもうすけべーな場面はなかったですね^^; 
ちょっとだけ白髪が増えて老けていましたね。

ところで、このピクニックの時に側にいた男の子は誰ですか?(文帝?) 
TV放送の字幕には出てました?

■戚姫
なんでこんな事になってしまうのか;;
私は太子問題だけではなくて、もっと根深い揉め事があったような気がしています;

劉邦と戚姫2人で呂雉をめちゃめちゃバカにしていたのを、呂雉が聞いてしまったとか
(私の頭で考えられるのはこの程度;)
あるいは太子問題以上の政治的な揉め事ももっとからんでいたとか
(他の中国ドラマでもあった設定)。

塚本青史先生の小説では戚姫がかなり抵抗したので、
どんどん斬られる場所が増えた事になっていました;
これにもなるほど~と思いました;

要は、私は呂雉がここまで残酷だったとは思いたくないんですよね~~;
うううむ>_<

■曹参と劉盈
この場面もすごく好きです^^
ひざまずいて謝る曹参にも感動・・・。

曹参はずっと脇役でしたが、文官+武官のマルチな人なんですよね~。
背の高さが強い武官ぽくてイメージと合ってました。
蕭何さんとの会話場面などで、もっと登場して欲しかったです。

劉盈はこんな;父と母を持って嫌だったんじゃないかな~とずっと思っていましたが^^;
劉邦には車からも捨てられてますしね~; 
その後劉邦ともあまり仲良くしてなかったんでしょうかね;

■呂雉
粛清や残酷な事を平気でやっているように見えても、
心の中では色々悩んでいるようなので、少しだけ安心しました;
苦労して苦労して手に入れた自分の地位や生活を守るために、
こうなってしまっていたんでしょうか。
まま、やってる事が正しいとは思いませんが…。むむむ;

呂須も久しぶりに登場。漢中に行くとき以来でしょうか? 
呂雉と2人で話していると普通の仲良し姉妹なんですよね。む~。

あの犬みたいな(ネコ?)獣に襲われる場面もすげ~と思いました。
こういう話が描かれている(取材されてる)史記もすごいな~と。

■王陵・陳平・周勃 
ここもカッコイイ~~!! きゃ~~~!!!
陳平と周勃って、遠目で見ると似てますよね^^; 丸い感じが 笑
「陳平はもっと男前じゃないと嫌だ~~」とずっと思ってましたが、
少し丸さを取れば、結構男前なのかもと思いました;笑

王陵も今までほとんど出番がなかったのにこんな所で再登場とは! 
何気に男前な人でしたよね★

で、ここにやってきたのが張良の書童!
(なんて訳してました?書生??弟子だと変だし 笑)
可愛い~~。何歳ぐらいなんでしょうか??
一瞬、息子の張辟彊が来たのかと思って狂喜乱舞しましたが、違ってましたね。

つーか、この張良って奥さんも家族もいなさそうですよね^^; 
変わり者(は!;ファンの人怒らないで~;)で未婚者ぽい
(↑その設定の方が嬉しいです;笑)

この男の子は劉邦が張良の庵を訪ねた時に後ろに立っていた子だと思うのですが…。
違ってたらまた教えて下さいね^^

もしかしなくても張良と2人で暮らしていたんでしょうか??
・ ・・羨ましすぎる・・・^^!!!
勉強教えてもらったり、身の回りのお世話もしてたんでしょうか??
・・・羨ましすぎる・・・^^☆☆☆
少しでいいので、二人の生活の様子も見てみたかった~~~ きゃ~~~~

■少年皇帝と老臣達
前に2人、少年がいたけど、誰と誰でしたか??
片方は3代皇帝の文帝ですよね? 若いのに落ち着いていて素敵でした!
このドラマに多かった、夜の場面なのもぴったりでよかったです。

■最後の場面は
ぶっつりでしたね^^; 少しナレーション(このドラマの場合、字幕か)が
入ってもいいのになあと思いました。
(補足) 手持ちの中国DVDには、字幕説明ちょろっとありました。

(メモ)

※沛県のおばさん:「草民不敢」(邦さんとは)とても呼べません) 
ずっと分からなかった不敢の使用法、このドラマでちょっとだけ分かりました。
しょっちゅう出てきたので^^;

※劉邦:「別為難太医」(医者を困らせるな) ←優しいT_T
※劉如意:「譲我再睡吧」(もうちょっと寝かせてよ) 
←この時起きてれば;いや、遅かれ早かれ;;

※呂雉:「拉下去」(連れておいき!)  ※戚姫:「放開我」(離して~!) ←ああ;

※曹参:「比zuo皇上你比不過先帝、比zuo丞相我比不過蕭何」
(皇帝としてはあなたは先帝には及びません、丞相としては私は蕭何には及びません ?)
比不過=比べても勝てない、かなわない、及ばない

※張良の書童:「我主人已経yu前天清chen(2)去世了」
(私の主は既におとといの明け方亡くなりました)

「這是他留給你信札(zha2)」(これは主人があなたに残した書簡です)
↑張良は最後の手紙を陳平に残したんですね!!(見流していた!;笑)
蕭何さんはこの時亡くなってるから?!^^

※不知好dai 的東西(?)

(その他  最後も張良ネタ^^♪)

50話もすごくよかったのですが、
もう張良が出ていなかったので寂しくて;、
戻って46話(劉邦が皇帝になる回)の張良を何度もみていました^^;
この回の張良と蕭何の会話場面が今一番お気に入りです。

このドラマ、ずっと張良と劉邦が一番好きでしたが、
最後には1.張良、2.劉邦と蕭何さん になってました! 
蕭何さんは出番が少ないだけに、出てきた時のきゃ~度が大きいみたいです。笑
劉邦は出ずっぱりでいつでも見れたから、感動が少なくなっていったのかも;笑





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